翌朝、4人で朝食を食べて、いつも通りにデニスを送った後に部屋に戻った。バックを片づけながら、部屋が一緒のフランス人と時間まで話ていた。この宿には1週間近くお世話になり、ほとんど日本語を話す機会がなかったが凄く満足と充実した街であった。デニスの故郷の住所が書いた紙をパスポートに挟んで準備は整った。昼前に部屋をチェックアウトして、フランス人に別れを告げてタージマハールホテルに向かった。フロントにはデニスの姿が見え、デニスも自分を見ていた。手で「さようなら。」と告げ、デニスも顔でうなずくような仕草をしていた。ホテルを出てあと駅まで歩いて行く事にしたが、とても寂しくて足取りは重かった。駅ではミネラルウォーターとバナナを買って電車を待っていた。次に行く「アーメダバード」と言う街の情報がガイドブックでは余りなかったので、とりあえず行けば何とかなるさ!と思い、自分の電車が来たので乗車した。電車はムンバイからの出発だったので定刻通りに走り出した。この駅に着いた時は土砂降りの雨だったが、出る時は晴々していた。また、1人になってしまったが、これが自分の旅だと思い、電車は田舎道を走りアーメダバードへと向かっていた。
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