自分はムンバイ行きの電車に乗りゴアを後にしていた。1週間ほど滞在したアンジュナ・ビーチに別れを告げていたのだ。宿のオバちゃんにムンバイ行きの電車チケットを手配したら、あっさりと本日出発のが手に入るけど要らないか?と言われて、急遽バックパックに荷物を詰め込みパナジへと向かった。その際に日本人の友人にバイクでパナジまで送ってもらい、いきなりの別れであったがムンバイを目指したのだ。このチケットは、オバちゃんの知り合いがムンバイに行く予定だったのが、急遽行けなくなり余ったチケットで半額でいいと言って来たので買う事にしたのだ。何ともラッキーな出来事にビックリしたが、ベッドではなく座席だったので苦痛の移動となってしまった。南インドから再度、北インドへ向かうのは旅の終焉に確実に近づいており、嬉しく思っていた自分と終わってしまうのかと思う自分がいた。電車は1日掛けてムンバイを目指していて、自分は席に座り知らぬ間に寝てしまっていた。夜中に何度か起きてしまっていたが、持っていたペットボトルの水を飲んでは寝ての繰り返しで、早朝にムンバイの駅に着いた。あいにく、ムンバイは土砂降りの雨で、その中を歩いて宿まで行かなくてはいけなかった。バックパックに防雨カバーを掛けて街中を歩く事になった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image