夕方になったので、早めの夕食を取る事にした。宿を出てベンガリートラの小道に出れば点々とバックパッカーが通う日本食レストランがある。遠くまで歩くのが面倒だったので、近くの日本食レストランに入る事にした。レストランに入り、各々注文をして、喉が乾いたのでコーラも注文。ミャンマーやインドではコカコーラがなくて、スターコーラと言うまがい物のコーラやスプライトがある。いわいる偽物である。日本ではジュースはバラエティーにとんでいて色んな物があるが、東南アジアの日常は、ミネラルウォーター・炭酸・コーヒー・お茶くらいしか飲む事が出来ない。こんなに暑いとポカリスウェットみたいな物が欲しくなるのだが、直近で飲む事が出来たのはタイくらいしかなかった。さすがに炭酸ばかりでは飽きて来るが、それしか安く飲めないとなると我慢するしかないのだ。注文した、からあげ定食やかつ丼が出てきた。意外と安いので味には期待しないが、これが意外と美味しいのでビックリするほどだ。食事を楽しんでいると、今日見かけた学校に行けない日本語使いのインド少年がお土産を買わないか?と関西弁で話掛けてきた。少年は自分を見て思い出したのか、バナラシを出る時に買って欲しいと言ってきたが、自分に売っても買わないよ。と返答した。ここで普通は帰るのだが、さすがインド人なのか、レストランの店主から追い出されても、道の向こう側で待っていて食べ終わって店を出ると、また話掛けてきて、しつこく付きまとう。最初は無視していたが、少年の必至さに負けそうになりそうだった。この少年には、毎日会うのが日課になるとは思わなかった。
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