ヤンゴンのエアコン付の安宿にチェックインしてから快適な毎日が送れ、夜はぐっすり寝る事も出来た。宿のオーナーとも親しくなり、フロントもエアコンが効いていて快適な場所となっていた。ミャンマーと言えば思いつくのが、軍事国家、アウンサン・スー・チーさんなので、オーナーにアウンサン・スー・チーはどこにいますか?と聞いてみた。オーナーはビックリした顔をして「誰だ?そんな人知らない!」と大声で返答してきた。これは結構予想通りでもあったが、こんなに血相を変えるとは思わなかった。アウンサン・スー・チーと言うのは、ミャンマーでタブーの事でもあり、名前を出すだけでミャンマー人は知らないと言う。そう言うしかないからだった。町の中には秘密警察が紛れ込んでおり、民主主義などを口にするだけで拘束されるのは知っていた。オーナーが必至に知らないと言ったのは、町中で聞いた訳でもなく室内で聞いたのだが、どうやら盗聴器が仕掛けられているらしいと聞いた。盗聴器の事は、後から知った事だったので、オーナーに悪い事をしたな。と反省した。ヤンゴンに戻り、あと3日で、長い時を一緒にした「てっちゃんと西森さん」とのお別れがついにやってくる事になってしまった。てっちゃんは、バンコクに戻りシンガポール、インドネシアに行く予定、西森さんは、バンコクに戻り今後の予定を組むとの事。自分はヤンゴンからネパールに行く事になっていた。楽しい思い出ばかりで、ずーっと一緒に旅をしたかった。喧嘩も一切なく、ここまで旅をしてこれたのは本当に2人がいたからだと思った。残りの日をヤンゴンの観光にあて、シュエダゴンパゴダに行ってみた。
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