アンコールワットの前にあるカフェは欧米人が好きなモーニングセットのメニューであった。自分はサンドイッチとオレンジジュースを頼んだ。アンコールワットを見ながらの食事は格別なものであった。一回でなく、二回、三回来ても飽きないだろう。食事を終えるとバイタクで違う遺跡のタプロームへ向かった。タプロームは、遺跡が長年に渡り放置されていたので樹木が根を張って、遺跡を飲み込むようにして巨大な根を張り巡らせていて、まるでジブリの天空の城ラピュタに出てくるシーンと同じである。一通り小さい遺跡も見て再度アンコールワットを見に行った。アンコールワットのレリーフは、かなり大きくて横に長い。100メートルはあるのではないか。と言う所が何箇所もある。ヒンズー教のレリーフなので、かなり面白いのも見かけたりする。昼頃になると一回帰って、また夕方に来る。若い時にしか出来ない旅ではあるが、毎日が遊びでどことなく日本で働かないといけない罪悪感みたいのが、たまに頭をよぎる。彼女も置いてきているので尚更心配になるが、男として、日本人として、どこまで旅が出来て、色んな物が見れるのかと言う冒険心が強かった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image