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2014年09月29日

ベトナムの旅11

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サパに着いた、次の日の朝に宿の小さいレストランで朝ご飯を済ませた。外に出てみると若干肌寒いが、ちょっと歩けばライステラスが見えて景色も空気もいい環境に嬉しくなる。モン族の女の子達が村で作ったバッグや財布などを売って来る。最初は面倒だなぁ、と思っていたが、目的はサパの少数民族を見に来てるんだって事を思い出した。まだ小学生にもならないような子達ばかりで、メインストリートには20人〜30人は常時いる。最初の日は何も買わずに英語が堪能な子供達に日本語を教えてあげた。カメラを向けると逃げていくのが疑問だったが、昔から外国人が来ては写真を撮られているのが拒絶するようになったんだなぁ。と感じた。街の中には市場もあり、建物の中に入ると沢山の食料や雑貨がある。これは、ここに住むベトナム人用に作られたのかベトナム人ばかりが買いに来ている。モン族の衣装は青で、インディゴ染めが基本。なので、売っている物もインディゴ染めで女の子達の手は染め汁で手が青くなっている。もう一つの民族は、ザオ族で赤が基本。女性でも髪の毛のサイドが坊主にしていて、旅行者と友好関係にあまりない。サパにいる間は、モン族の女の子達ばかりと話したりしていた。サパには日本人旅行客も来ていたが、だいたい1日か2日で帰ってしまう。自分達は1週間滞在して楽しんだ。2日目にはバッグを買ってあげたら喜んで写真を撮らせてくれた。そこから、他の子達とも仲良くなっていった。たった、3ドルくらいで仲良くなれるなら安いもんだけど、この子達にしてみると大金なんだと知った。明日の日曜日にはサンデーマーケットがあるので、是非行ってみてはどうかと教えてもらえた。バスで行かないといけないが、花モン族と言う、モン族の親戚がマーケットを開くらしい。これはラッキーだと思い、宿の人に聞いてチケットを買った。モン族の女の子達は、朝から夕方まで外国人相手に物を売っている。どこから来ているかは分からないが近所って訳でもなさそうだ。小さい子供だけど、日本の子供と比べると力強く生きているのには関心してしまった。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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