ラオカイまで電車では、そう遠くはなかった。ラオカイから先は中国になる。ラオカイで電車を降りるとサパ行きのバスの客引きが寄ってくる。見渡す限り、バスは全部同じだから値段で決めるしかない。交渉して1番安いバスに乗り込んだ。ここから、サパまで何時間掛かるかも分からないが、白人の旅行者もいたので、バスの中で聞いてみたら、夕方には着くとの事。バスは山道を走り続け夕方になった。半分バスの中で寝ている時に、サパに着いた。あと、1時間で周りは全く見えなくなるほど暗かった。そして、山を上がったので肌寒い。バスを降りると宿の客引きが多かったが、逃げずに値段交渉してみた。1人の客引きは複数の宿を案内出来ると言う。じゃあ行ってみるか。と案内された宿はメインストリート沿いにある、かなり綺麗な宿で、まだオープンしてから1年くらいだと言う。料金も一泊3ドルと安いので早速決めさせてもらった。客引きは帰って行ったが、明日の朝にでも、この宿の主人からリベートをもらいに来るんだろうな。と感じた。部屋にバックパックを置いてメインストリートを歩いてみた。すでに日は沈み、外は薄暗い街灯が少しあるだけ。でも、カフェなどが開いていて、その光が街を明るくしている。白人バックパッカーがカフェにいたので、近い所でそこのレストランに入った。ベトナムでハズレが少ないのはフォーなのでフォーを注文。味も中々美味しい。ご飯を食べて宿に帰ったら、宿の主人がもう少ししたら入口のシャッターを閉めると言う。やはり、ベトナム人と少数民族の対立があって、夜中に襲われる事もあるのかな?と思った。部屋には3つのベッドがあり、1つだけダブルベッド。自分はジャンケンに負けてシングルになり、シャワーを浴びようとしたがシャワー室が寒くて、その夜は自分が中国で買ったウォークマンとアメリカのヒップホップを聞きながら、やっとサパに着いた!!と喜びを3人で分かち合った☆
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