しかし、外食ばかりしていると健康に影響があるということが、アイオワ大学のヤン・ドゥ氏が行った研究によって明らかになった。
外食を頻繁に行った人物はそうでない人に比べ、死亡率が49%高いと説明している。
ヤン氏の研究によると1999年から2014年にかけて、20歳以上を対象としたアメリカ人3万5084人に対し調査を実施。
これらの人々のうち「1日のうち2食以上を外食で済ませる人」と「外食は週に1食以下の人」を比較した結果、前者の死亡率は後者に比べて49%高いことが明らかになったという。
また死因ごとに見ると、心血管系によるものは18%、がんによるものは67%高いということも判明した。
一部のレストランは高品質な食事を提供しているが、飲食店、特にファストフード店などで提供される食事は、カロリーや脂肪分、塩分が多く、野菜や果物、食物繊維などが少ない傾向にある。
ヤン氏は「こういった食事を頻繁に行った場合、肥満や糖尿病などの慢性疾患のリスクを増加させ、死亡率を高めます」と説明している。
「頻繁に外食を行うことは健康的な習慣ではないかもしれないということを人々に知ってもらいたい」と述べまた、必ずしも自宅での食事がいい物であるとは限らず、「誰が作ったのかではなく、何を食べるのかということに焦点を当てることが重要です」と語っている。
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