日本のがん死亡者数の推移を表したデータを見ると、たしかにがん死亡者数はこの50年近く、どんどん増加している。
こうしてみると日本でのがん治療はうまくいっていないようにも見えるが、そうではない。
ガン治療の技術は確実に進歩している。
では、治療は進歩しているのに、なぜ死亡者数が増えているのか?
実は、これには日本の高齢化が大きく関わっている。
がん死亡者数増加の最大原因は高齢化で、がん発生率は高齢になるほど大きく高まるという。
がん発生率は小児では大変に低く、40代以降に急激に上がっていくようだ。
実は、若い人と高齢者では何千倍もの違いがあるという。
がんは体の細胞に含まれる遺伝子というものに、徐々に傷がついていき、それが蓄積されて起こるそうだ。
こうなると「ガン」の確率が一気に上がる。
つまり、長く生きれば生きるほど、がんが発生する確率は高まることになる。
私は10月か11月に健康診断を受ける予定だ。
年を重ねるほど、メンテナンスは重要となる。
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