2015年09月25日
ケロイドの治療法の数々
ケロイドの治療法には様々な選択肢があります。
その治療法に多くの選択肢があるということは決定的な方法がないことへの裏付けでもあります。
つまり、これといった画期的な治療法がないということ。
だからケロイドで悩まされる方が多いのです。
ケロイドの治療法には、手術や放射線、薬を使った治療法があり、症状やケロイドの状態に応じて適切な治療法が選択されます。
手術には、ケロイドを取り除いてから傷の方向を変えるようにジグザグに縫い合わせるZ形成術、
ケロイドの切除と同時に行う形の再建、広範囲のケロイドに行う皮膚移植などがあります。
放射線治療は炎症を抑える作用が強いので、手術と併せて行うことで、再発を防ぐのに役立ちます。
症状が軽い場合には、時間はかかりますがステロイドの塗り薬や貼り薬で治します。
特に子どもは皮膚が薄いため、高い効果を得られます。
かゆみが強い場合には、トラニラストという抗アレルギー薬を内服してかゆみを抑えます。
ケロイドの赤みは、ロングパルスNd:YAGレーザー(保険診療外)を数十秒間照射して炎症で増えた血管をやくことで、消すことができます。
また圧迫療法ではスポンジ圧迫などが行われ、実際は継続的に圧迫することが難しいこともあり、補助的手段になります。
しかしシリコンシートを用いた圧迫貼付は皮膚付属器の出口を閉鎖して保湿することで細胞活性を低下させるため、ケロイドよりも肥厚性瘢痕にむいているといわれていますが、安全な方法といえます。
取り扱いがより簡便になった新商品も展開されています。
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その他の治療法では凍結療法、レーザー治療、などが挙げられますが、他の治療法と組み合わせて用いられ、一般的な治療法としては普及していません。
ちなみに、ケロイドの治療を専門的に行っているのは形成外科です。
私は一番最初に皮膚科を受診して、最初に行った治療が凍結療法でした。
液体窒素を含ませた綿棒をケロイドに押し当てます。
これはケナコルト注射よりも痛く、しかも1週間〜2週間に1回通わなければならずとても辛い治療でした。
そして簡単に再発して前よりも大きなケロイドになった事もあり、個人的に全くお勧めできない治療法です。
治療は個人個人に合わせて選択し、経過を見ながら治療法を変えてゆくことが必要です。
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