2017年05月03日
ケロイドの予防と治療
ケロイドが出来やすい体質の場合、ケロイドができないように予防や対策をしっかりと実行することで、傷のケロイド化を避けることができます。
ケロイド体質の方でも、アレルギーがあると悪化しやすい傾向にあるそうです。体質改善することでアレルギー症状が抑えられれば、ケロイドにもなりにくくなる可能性があります。
また、ケロイドができやすいという自覚がある場合には、傷が出来てしまった後のケアを入念に行う事が大切です。
傷が出来たらテープなどで保護し、傷に不要な力が加わらないようにすることで、ケロイドができにくくなります。
状況に応じて皮膚科や形成外科を受診し、外用薬や内服薬も併用すると、よりケロイドができる心配が少なくなります。
とにかくケロイドになってしまわないように、ケロイドになる前のケアが肝心です。
また、すでにできてしまっているケロイドについても、症状に合わせた治療を行うことで、ケロイドの悩みを解消することもできます。
ステロイド治療
ケロイド内にステロイドを注入し、炎症を抑えて線維芽細胞の増殖を抑えることで、ケロイドの進行を防ぎます。
ステロイド治療は、ケロイドに注射をすることになるため、痛みを伴うのが懸念点です。
病院によっては局所麻酔をしてくれるところもあるため、痛みに弱い人は相談してみると良いと思います。
特に盛り上がりの強い硬いケロイド程、注射の痛みはより強くなります。
局所麻酔をしなくても、注射の前にケロイドを冷やす事で痛みを軽減することも可能です。(私は毎回アイスノンで冷やしてもらってから注射してもらってます!)
完全にケロイドを治す事は困難ですが、大きなケロイドも1、2年で小さくなりますし、痒みや疼きも軽減できます。
内服薬・外用薬
ステロイド軟膏やヒルドイド軟膏など、ケロイド組織の炎症を抑える働きのある外用薬を使った治療もあります。
内服薬については、「リザベン」という薬を処方されることが多いです。
そのほかに「柴苓湯」という漢方薬もケロイド治療に用いられることがあります。
圧迫療法
ケロイド部分にシリコンシートやシリコンテープを貼って力が加わらないようにすることで、ケロイド部分の隆起を防ぐ方法もあります。これを「圧迫療法」とよびます。
ケロイドは、傷の部分の皮膚が引っ張られるなど力が加わることで悪化する特徴があります。
そのため、圧迫療法で傷を保護することで、ケロイドの悪化を阻止することが期待できます。
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ケロイドができやすい方は、ケロイドになってしまう前の予防としてや、いざ傷が出来てしまったときのためにもシリコンジェルシートを持っておくといいかもしれません(^^)
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