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2016年03月09日

恐怖!食べると記憶喪失になってしまう貝がある。

 信じられない話だろうが本当だ。間違って食べると記憶がぶっとんでしまう貝が存在する。貝が、”記憶喪失性貝毒”という毒化に陥ると、それを食べた人間は、記憶喪失や混乱が起きるのだ。

 今の自分を消したい時や黒歴史を忘れたい時には便利かもしれないが、最悪、昏睡して死亡する場合もあるので、黒歴史どころか自分自身の存在すら消してしまうことになる。

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 これは、貝があるものを食べることで発生する。その貝は、我々がよく口にする牡蠣や、ムラサキイガイ(ムール貝)、イガイ、ホタテガイ、マテガイなどがある。

 貝は食べ物について選り好みすることができない。そのため、彼らは定期的に珪藻をむしゃむしゃと食べている。貝が”Nitzschia navis-varingica”という珪藻を口にすると、ドウモイ酸という神経毒を体内に取り込んでしまう。

 これは牡蠣には無害なのだが、困ったことに人間にとっては有害だ。体内で濃縮されたドウモイ酸は人間が手に取る瞬間を待っている。人間をはじめとする哺乳類がこれを摂取すると、脳内でグルタミン酸受容体と結合して、これを刺激し始める。グルタミン酸は脳内で数多くの役割を担っており、受容体を過度に刺激すると身体は肉体的にも、精神的にも大混乱に陥ってしまうのだ。





少量のドウモイ酸なら、軽い吐き気や下痢が起きる。こうした症状で済んだら、不幸中の幸いだと思った方がいいだろう。症状が悪化すれば、錯乱や幻覚を引き起こす。さらに摂取量が増えれば、さきほどの”記憶喪失性貝毒”の症状が現れる。

 グルタミン酸受容体は学習や記憶をコントロールしているため、万が一ドウモイ酸を豊富に蓄えた貝を食べてしまえば、一時的な記憶喪失が起きる。運悪く”当たり”の貝に手を出すだけで、記憶なんて簡単に飛んでしまうのだ。





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 日本の海の沿岸にも原因珪藻が出現し、ムラサキイガイやホタテガイから少量の記憶喪失性貝毒が検出されているそうだが、今のところ、記憶障害を起こすほどのレベルではないという。

 我が国では、記憶喪失性貝毒(ドウモイ酸)に対する監視体制や規制値は定められていないという。今や生態系はちょっと混乱気味になっており、貝の輸入もなされているので、ちょっと心配になっちゃうわけだが、もし、急に記憶障害に陥った人がいた場合には、貝を食べたかどうかを疑ってみた方がいいのかもしれない。
posted by AZARASHI at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 動画
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