2016年03月18日
不良アシカ軍団を追い払うため、実物大のシャチロボを投入。エンジントラブルでひっくり返るしアシカ全然怖がらず
米オレゴン州アストリアの港には毎年、産卵の為に集まってきたサケをおいしくいただこうとする数千匹ものアシカの群れがやってくる。(関連記事) 例年だと5月末くらいには帰っていくのだが、この年はなかなか帰ろうとしない。
埠頭はアシカたちに占領され、船着き場を利用できない。桟橋は破壊され糞まみれ、といった被害が続出しているが、野生保護法の関係もあり邪険にはできない。
そこで、アシカ軍団になんとかお引き取りいただくために考案されたのが、実物大のシャチ模型だ。これを泳がし、アシカたちを怯えさせ、とっとと帰ってもらおうという試みが行われたわけだが・・・
作戦失敗。シャチはエンジントラブルにより水中で横転してしまい、運転していた男性が救助された。肝心のアシカたちは怖がるどころか、まったり見学していたという。
このシャチ型模型はワシントン州ベリンハムでボートツアー代理店を営む「アイランド・マリーン・クルーズ」の社長、テリー・バザーさんから提供されたもの。
もともとはパレ―ドで山車として使用されていたものを改良したものだ。エンジンが設置され操縦できるようになっており、スピーカーからは録音されたシャチの声を発する。
またふり出しに戻ってしまったわけだが、アシカ様御一行に快くお帰りいただく試行錯誤は今後とも繰り返されていく予定だ。
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