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2016年03月05日

釣りのプロの収入源とは

釣りのプロと言っても大きく分けて3種類います。




1.トーナメントプロ
バスプロです。

駆け出しプロはショップの店員をやったり、本業を持っています。
遠征費やタックルも一部補助してもらったりもしますが、結構持ち出しが多いです。
もちろん日本の場合、賞金も大したことないですし
大物プロになると
自分でブランドを立ち上げたり、メーカーと専属契約を結んだりして そこから収入を得ます。
その段階で別に本業がある場合と、フルタイムのプロになるか選択を迫られます。


2.プロテスター
メーカー専属のテスターさん 釣り番組に出てるのは大体こういう人

ある程度実績があったり、メーカーとコネクションがあったり、元々メーカーの社員だった人で、そういう道にすすむ人がいますが
なかなかなりたくてなれる商売ではありません。
TVに出るような人なら、出演料があったり、遠征費も出ますし、タックルも全部メーカー持ちですが、
そうでない人は上記同様本業をもっていますし、テストするタックルのみの支給ということもよくあります。






3.プロガイド
一般客の釣りのガイドをして釣らせる商売 この人も釣り番組によく出る
釣りのガイド業を立ち上げて、それを本業にしている人です。
マリーナや船宿と専属契約をしている場合も少なくありません。
もちろん土日だけのパートタイムの人もいるでしょうし、ショップ店員と掛け持ちなんて人もたくさんいるでしょう。





番外で鮎のプロという人もいます。
上記のテスターと兼業の人もいますが
夏の間、鮎をバンバン釣ってそれをオトリ鮎屋さんや料亭に卸して収入にし、翌年の鮎竿(高い物は10数万円する)の購入費や遠征費に充てるという人

1 2 3の兼業の方もたくさんいます
ガイドをしながらトーナメントプロという人や
トーナメントにも出るし、テスターもする人もいます

村田基氏のようにショップを経営しながら シマノのアドバイザリースタッフをやって、自分のブランドも立ち上げる
そのうえビデオまで作って出演までしてしまうというマルチな方もいますし
本業お医者さんでバスプロという人もいました
家業の店を継ぎながらバスプロもやってメーカーのテスターもこなす方もいますし

ただどのプロにしても食っていけるようになるまでは、それ一本では到底無理ですし、
テレビや雑誌などに出てくるプロはやはりホンの一握りで
それ以外の人は大半が本業で生計を立てています。

マルチに展開して釣りのプロで一山当てるには、よほどの努力と運とセンスが無ければ難しいのではないでしょうか。
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