2016年03月21日
【衝撃】昔は魚の王様はマダイではなくコイだった!
あなたは美味しい魚と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
トラフグ、オコゼ、本マグロ、ヒラメ、クエ、アコウ・・・・、人によって様々なはず。
では魚の王様と言えば、どんな魚を思い浮かべますか?
ホオジロザメ?ジンベイザメ?ピラルク?キング・サーモン・・・・・??
これまた人によって様々ですが、釣りなど全く興味のない方からすると恐らくはマダイでしょう。
「タイやヒラメの・・・」と言う言葉もあり、タイは高級魚の代名詞にもなっています。
(釣り人はそうは思わぬ方も多いはずですが)
やはり、世間一般では魚の王様と言えばタイです。
ところがこのような意識は、日本でずっとそうなのかと言うとそうではありません。
タイが王様と言われるようになったのは室町時代の後半から江戸時代からなのです。
それ以前は魚の王様は淡水魚のコイでした。
コイが王様とされた要因の一つが中国文化の影響です。
今尚本場の中国ではコイはコース料理の主役です。
中国の「本草網目」と言う本のなかでは、コイは魚の長とされ、仙人の乗り物と書かれています。
こういう思想・文化が日本に伝わり、長きに渡ってコイが魚の王様だったのです。
室町時代には黄河の難所として知られる竜門で、コイが滝を登り竜に出世するという登竜門の故事にちなんで鯉のぼりが登場しました。
また、奈良や京都では海に住むタイは知られておらず、なじみが薄かったことも一つの要因。
琵琶湖が近くにあり、巨大なコイが潜んでいると言う伝説からも、コイが魚の王様でした。
ではどうしていつの間にか魚の王様の座をタイに奪われてしまったのでしょうか?
それは政治や文化の中心が江戸に移ったことに他なりません。
今の東京湾ではタイが獲れたので、いつしか王様の座がタイに移行してしまったのです。
更に、コイはめでたい魚とされていましたし、儀式には欠かせない魚でしたが、結婚式には使われませんでした。
コイのおなかの5番目のヒレが「コトドメ」と呼ばれるために、「子留め」といわれ、子宝に恵まれないと言うことから、結婚式には不向きとされていました。
なので、結婚式には今現在でも「めでたいタイ」が使われるようになったと言うわけです。
少子化政策を採る中国ではやはりコイが王様ですね!
トラフグ、オコゼ、本マグロ、ヒラメ、クエ、アコウ・・・・、人によって様々なはず。
では魚の王様と言えば、どんな魚を思い浮かべますか?
ホオジロザメ?ジンベイザメ?ピラルク?キング・サーモン・・・・・??
これまた人によって様々ですが、釣りなど全く興味のない方からすると恐らくはマダイでしょう。
「タイやヒラメの・・・」と言う言葉もあり、タイは高級魚の代名詞にもなっています。
(釣り人はそうは思わぬ方も多いはずですが)
やはり、世間一般では魚の王様と言えばタイです。
ところがこのような意識は、日本でずっとそうなのかと言うとそうではありません。
タイが王様と言われるようになったのは室町時代の後半から江戸時代からなのです。
それ以前は魚の王様は淡水魚のコイでした。
コイが王様とされた要因の一つが中国文化の影響です。
今尚本場の中国ではコイはコース料理の主役です。
中国の「本草網目」と言う本のなかでは、コイは魚の長とされ、仙人の乗り物と書かれています。
こういう思想・文化が日本に伝わり、長きに渡ってコイが魚の王様だったのです。
室町時代には黄河の難所として知られる竜門で、コイが滝を登り竜に出世するという登竜門の故事にちなんで鯉のぼりが登場しました。
また、奈良や京都では海に住むタイは知られておらず、なじみが薄かったことも一つの要因。
琵琶湖が近くにあり、巨大なコイが潜んでいると言う伝説からも、コイが魚の王様でした。
ではどうしていつの間にか魚の王様の座をタイに奪われてしまったのでしょうか?
それは政治や文化の中心が江戸に移ったことに他なりません。
今の東京湾ではタイが獲れたので、いつしか王様の座がタイに移行してしまったのです。
更に、コイはめでたい魚とされていましたし、儀式には欠かせない魚でしたが、結婚式には使われませんでした。
コイのおなかの5番目のヒレが「コトドメ」と呼ばれるために、「子留め」といわれ、子宝に恵まれないと言うことから、結婚式には不向きとされていました。
なので、結婚式には今現在でも「めでたいタイ」が使われるようになったと言うわけです。
少子化政策を採る中国ではやはりコイが王様ですね!
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