海外インテリアサイトDecoistで7つのミッドセンチュリーモダンを代表するイスを取り入れたルームデザイン実例をまとめたエントリー「7 Cozy And Charismatic Mid-Century Modern Chairs」がアップされていましたので、今回名作と呼ばれるそれぞれのイスとともにご紹介したいと思います。
7つのミッドセンチュリーな名作チェアを取り入れたルームデザイン実例
エグゼクティブアームチェア/エーロ・サーリネン
「エグゼクティブアームチェア」エーロ・サーリネンによって1957年にデザインされた、流動的で彫刻的なフォルムを持つチェア。快適な座り心地を最優先し座る人の姿勢に合わせて、適度にしなるようデザインされています。
曲線的なフォルムを活かして、円形のダイニングテーブルと合わせてダイニングチェアとして使用するのにピッタリですね。
スワンチェア/アルネ・ヤコブセン
「スワンチェア」アルネ・ヤコブセンによって、1958年にコペンハーゲンのSASロイヤルホテルのロビーならびにラウンジ向けにデザインされました。当時の製造技術において直線を持たず、曲線のみの形状だったスワンチェアは革新的なチェアでした。
当時革新的だった近未来的なデザインとそのフォルムは、今現在においても充分にモダンでオシャレです。
LC2ソファ/ル・コルビュジエ
「LC2グランコンフォートソファ」近代建築の三大巨匠といわれたル・コルビュジエがデザインし、コルビュジエ建築の特徴でもある水平・垂直・直角で構成されたデザインとなっています。またデザイン家具の歴史上、最も大きな功績を残した作品と言われています。
ホワイトとスカイブルーの爽やかなカラーコーディネートのモダンなリビングで、LC2の1Pソファが馴染んでいます。LC2はシンプルなデザインなので、合わせるお部屋のテイストを選ばず空間を上品に格上げしてくれます。
ベアチェア/ハンス・J・ウェグナー
「ベアチェア」生涯で500脚以上デザインしたといわれるハンス・J・ウェグナーが晩年ともに過ごしたという代表作のひとつです。安楽性が高く、包み込まれるような座り心地が特徴です。
極上の座り心地を堪能するために、リビングルームや暖炉のそばなどリラックススペースとの相性が抜群です。
セブンチェア/アルネ・ヤコブセン
「セブンチェア」1955年、アルネ・ヤコブセンが発表した代表作のひとつ。1枚の3次元成形合板でつくられており、包み込まれるような座り心地や様々なテーブルと合わせる事が出来る上にスタッキングも可能となっています。
当初はブラック、ホワイト、ビーチのみでしたが今では幅広い色のバリエーションがあるので、差し色感覚で取り入れるケースが多くみられます。
BKFチェア(バタフライチェア)/アントニオ・ボネット、フアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ=ハードイ
「BKFチェア」1938年にリリースされ、3人のアルゼンチン人デザイナー(アントニオ・ボネット、フアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ=ハードイ)それぞれの頭文字をとってBKFチェアと名付けられました。また、体ごと包んでくれそうな大きな背もたれからバタフライチェアとも呼ばれています。
すっぽりと体を覆ってくれるBKFチェアは、このようにプールサイドなどアウトドアスペースに置いても良さそうです。
ウィッシュボーンチェア(Yチェア)/ハンス・J・ウェグナー
「ウィッシュボーンチェア」1949年にハンス・J・ウェグナーによってデザインされた、スカンジナビアスタイルの古典的なデザインを取り入れた北欧家具のアイコン的存在のイスです。優しく丸みを帯びたウッドのフレームが体にフィットし、快適な座り心地を与えてくれます。
ゆったりした座面の奥行きや、背から肘まで緩やかに回り込むようなラインの肘掛けなどが魅力で、くつろげるダイニングチェアとして取り入れられるケースが多いです。
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