精神障害の理解と対応、自分らしく生きるために。

言葉・言霊

私の婚約者は、私が障害者になる前、2004年6月に天国に旅立ちました。

正直いっておやじが亡くなった時よりきつかった。

その彼女が残した言葉、『私が行ける所と、行きたい場所は違う。生きていく人が一番大変なんだから・・・。』

私が亡くなったら、天から見守ると言い残して

3か月で天国へ行った。しかし、遺言で俺には亡くなった事を隠されていた。

本当に苦しかった。だけど乗り越えた今

すごく感謝している。

障害者になり、彼女も13回忌を迎えたとき、

やっと貯めた5,000円をもって菩提寺に行った。

住職に、理由を話すと快く受けてくれた。

彼女の名前を言って、お経をあげていただく日時を決めて

そして当日、ちょっと違和感というか不思議な事があった。

本堂に入ると、とても5,000円じゃ買えない。

お花、お菓子が彼女の位牌の下にお供えされていた。

涙をこらえて、感謝をつたえた。

不思議な事というのは、彼女の名前の漢字を言い忘れたのに気づいた。

しかし、住職が知らないであろう名前の漢字がすべて合っていた。



言霊



大器晩成

かんたんには、あきらめないで。