2012年09月11日
産院の新生児取り違えで提訴 「60年、人生狂わされた」
産院の新生児取り違えで提訴 「60年、人生狂わされた」
出生直後に別の新生児と取り違えられた男性(59)と実の弟3人が「約60年にわたり人生を狂わされた」として、産院を設置する東京都墨田区の社会福祉法人に計約1億5500万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴していたことが分かった。11日に第1回口頭弁論があり、社会福祉法人側は争う姿勢を示した。
訴状によると、男性は1953年、産湯の後、別の母親の元に戻された。2歳で戸籍上の父を亡くし、工場で働きながら定時制高校に通った。その後は運送会社に勤務した。一方、男性の生みの母親に渡された新生児は大学まで進学した。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012091101002225.html
出生直後に別の新生児と取り違えられた男性(59)と実の弟3人が「約60年にわたり人生を狂わされた」として、産院を設置する東京都墨田区の社会福祉法人に計約1億5500万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴していたことが分かった。11日に第1回口頭弁論があり、社会福祉法人側は争う姿勢を示した。
訴状によると、男性は1953年、産湯の後、別の母親の元に戻された。2歳で戸籍上の父を亡くし、工場で働きながら定時制高校に通った。その後は運送会社に勤務した。一方、男性の生みの母親に渡された新生児は大学まで進学した。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012091101002225.html