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2014年FIFAワールドカップではさんざんな結果に終わった日本。
ザッケローニ監督も退任し、今後の雲行きも怪しくなっていたところ、遂に日本の新監督が決定した。
新監督に任命されたのは、元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏。

今回スペイン最大の発行部数を誇る新聞『マルカ』がアギーレ氏が日本代表を今後４年間、２０１８年ロシア・ワールドカップまで率いる」と報道。

7月末にも日本で正式に発表されるとのこと。
さて、このアギーレ氏とはどんな人物なのだろう？





ハビエル・アギーレ氏は５５歳のメキシコ人。

メキシコ代表監督として２００２年のワールドカップ日韓大会と２０１０年の南アフリカ大会で指揮を執り、いずれもチームをベスト１６に導いた。

クラブチームでも、スペイン１部リーグのアトレティコマドリードなどの監督を務め、２０１２年からは同じスペイン１部のエスパニョールの監督だったが、今年５月に退任していた。
経歴としては無難なところ。

大きな大会経験もあり、ビッグクラブチームでの指揮経験もあり、期待は多いに持てる。




＜サッカー日本代表新監督が発表されたアギーレ氏＞


ただ、前任のザッケローニ元監督もそこそこの監督キャリアがありながら、今回のワールドカップの結果である。
少々のキャリアでは、今の日本を率いるのは難しいのか？
しかし、次回は4年後。実際4年の練習期間があるのだ。


ザッケローニ監督退任時は、選手との信頼の厚さのあまり、選手が号泣したという話があったが、その信頼は結果には結びつかなかった。

もちろん選手・監督の努力やがんばりは否定しない。
しかし、彼らはプロであり、日本全国から選ばれた日本代表なのだ。
そんな彼らの結果が今回のワールドカップのように散々たるものなら、これは個人的にダメだろう。。と思ってしまう。どこかの有名オリンピック委員の方も言っていたが、実際彼らは、結果を出しに世界大会に臨んでいる。

その結果が出ないのであれば、日本という国の経済も活発にならず、日本という国を他国にアピールすることもできない。
オリンピックやワールドカップにはそのような各国の経済競争的な役割の側面が確実にあると思う。

事実、日本が今回のワールドカップ予選で敗退してから、日本ではワールドカップ自体の報道が少なくなり、ネットでもワールドカップの大まかな記事はチェックするが、日本選手のそれぞれの露出がなくなってしまった。
仮に日本が決勝トーナメントに出場していたとしたら。もし優勝していたとしたら。
日本ではお祭り騒ぎなはずである。
ネットや実店舗でセールが巻き起こり、ザッケローニ監督と選手たちはテレビやイベントに引っ張りだこだったはず。。

悲しいかなスポーツには確実にこういった経済的側面が存在する。
今回新監督となったアギーレ氏には是非この部分を念頭に置いて4年後を目指してほしいものである。



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