2021年04月06日
君と世界が終わる日に〜#3〜
恒例になった関西弁のキミセカ…スタート!
#3
シェルターのロビーで優雅に医療系の本を読む来未…なるほど…なるほど…なんや!分かるわかるぞ!でも頭痛い!!
妊婦「すんまへん!お医者さんでっか?」
来未「…」
妊婦「うち、もうすぐ生まれるですわ!散歩もぎょうさんして、でもここのお医者さんが倒れたから…」
来未「そんなん知りまへん!私医者やないので!」すぐさま立ち去る来未。
一方夕食バイキングで優雅にご飯を食べる会員の金持ち。
ユズキちゃんとしょうこはんのご飯を取りに行った時…めっちゃ少ないご飯を雑にぺっ!!
ユズキ「何か少ない!?」しょうこ「気のせいやて」ユズキ「いやいやいや金持ちのボンクラはあんなに大盛りやのに!」何なんこの子!と言う目で見るマダム達…
しょうこ「気のせいやって…」
野呂が何やねんこれ!!と言わんばかりの目に。
社長室に物申しに来た野呂。
蓮「差別?」
野呂「ほんまどす!うちら何かよう分かりまへんけど…しゃっちょさん亡くなりはってから、うちら差別されてまんねん…やったのはうちらじゃ無くてあのやからやのに…」と意味ありげな顔をする野呂。
辺見「何や!どうゆう事でっしゃろ?」
蓮「いやいや適当な事言わんといて!」
野呂「ここはみんなのシェルターちゃいまんの?」
辺見「いやいや元々我々セレブのもんやろアホか!?」
蓮「まぁまぁとりあず受け入れは親族までにしますやさかいに!」
そのころシェルター近くまで来たモンキーパークの一行坪井・甲本・勝利・かなえ・等々力…
甲本「やばいんちゃうん!迷子になっとるやろ…どないしよ!」
等々力「桑田さんが教えてくれたのはこっちやってん!」
坪井「ちょっと見てくる!」
カナエがヒソヒソ話をしようと近寄る…勝利は疲れて座り込むと頭腐ってララクラッシュ見たいな蒟蒻ゼリーゴーレム2体が現れた!
等々力攻撃ズバッバーン!!会心の一撃!!頭が吹っ飛んだ!
カナエの攻撃!!キューティーミラクルチャーミングアロー!!ピューーーン!!大木に釘付けドドメに!ラブラブシャイニングプリーティーヘッドショット!!ズババーン!!会心の2撃!!
ぶっ飛んだ頭を放置しても害ないのに無意味に甲本の追撃!グチャ!
カナエと等々力がシェルター襲わず、坪井を止める事を目くばせする。
坪井「おい!あっちにあるぞ!」
勝利くんが不思議そうに洞窟を見る…
洞窟の中では何やらゴーレムの顔に傷を付けている奴がいる…
外を歩く蓮と野呂…
野呂「冷たいやっちゃで!社長さんのおかげで今があるのに…」
蘭「まぁしゃないと思います…」
野呂「それにしても忙しなりまんなぁ…あっ!?墓参りも来てる人いとりまんで!」
社長さんのお墓に花が…
一瞬響が殺した社長さんを思い出す蓮…
来未の様子を観に来る蓮
蓮「せいがでまんな!にしても医者の勉強に余念がないですなぁ。」
来未「まぁ別に…そや…シェルターの受け入れはどうなってまんの?親族だけとか言って貼ったけど…」
蓮「うちのおかんも、元々辞めときましょとか言ってましたし。」
来未「なんなん?おかんの言う事は何でもやるん?」
蓮「なんやその言い方…そんな余計な事言える元気があるんやったらいけるな!ほなさいなら!!」
怒って帰ってしまった。
シェルターのゲート前まで来たモンキーパークのメンバー。
ご飯の後片付けする人達が辺見と話してる。
会員の一人「門の前で開けろとか言っとるやからがおって!」
辺見「ちゃんと言ったんか!親族だけしか入られへんて?ほんでどこから来たんや!?」
それを聞くしょうこ…
「モンキーパークとか言ってたな。」
坪井「おい!こらぁ!あけんかい!ごらぁ!」
甲本「あかん!やばいって!開けよれへん!」
等々力「もう時間もったいない!他探そ!」
坪井がよじ登ろうとする!
そんな中遠くからしょうこさんとユズキの声が!
「パパー!!」としょうこさんとユズキちゃんが甲本に抱きつく。
あらかた尋問が終わったのち…
しょうこ「このきったないおっさんが旦那!このインキャ見たいなやつが息子!この二人が従兄弟の夫婦に!この人が旦那の弟!」
ほんまかよ?となるがまぁえっかぁーとなる。
食堂にて…
甲本「グフゥン!グフゥン!」
しょうこ「あんた!意地汚い!」
ユズキ「パパ何それ?ほんで泣いてんの?」
甲本「泣いてないよグスン!」
何やこいつら!と偏見の目で見る辺見。
勝利「ジアンさんと桑田さんだいじょうでしゃろか?」
みんな箸が止まる…
桑田「うちにはこんなもんしか!おまへんねん。ジアンはん堪忍な」
ジアン「いりまへん」
桑田「確かに味はクソまずい…首藤がウイルス作ったし、ばら撒いた奴もまだ分からん。だから気にせんと食べて!」
徐々に忍び寄る影!
等々力「とりあえず!自分が交渉してくるわ!」
坪井「ほな俺は偵察に!」チャカを取り出す。
等々力「どうやって!」坪井「余裕や!」
結局シェルターの雰囲気を見て感じた事は、何にも困ってない…モンキーパークを襲う理由が無い。
坪井「襲う理由そんなもん妬み・嫉み・憎しみ・恐怖!何にだって当てはまるわ!」
等々力「それお前やん!」
坪井「じゃ!お前はどうなんじゃ!」
勝手に行ってしまう坪井…
辺見が社長が呼んでると呼びに来る。
辺見「2〜3日出ててくれまっかぁ?」
等々力「いやいやここシェルターちゃいまんの?」
蓮「事情が変わってん!」
廊下で待っていたカナエと話す…
カナエ「なんなん意味わからんわ!!」
しょうこ「ひょっとしたら響君来てからかもしれへん、ゴーレム騒ぎが出て響君関係ないのに疑われて。」
甲本「何やそれ!響は?」
しょうこ「もういてないねん…福島に薬取りに行って…」
かなえ「福島!?」
複雑な心境のメンバー…
食堂で勉強する来未…
おがさわらくるみと書いてみる…
頭痛い!何なんコレ…と落ち込む。
そこにかなえ達が現れる。
かなえ「来未はん!?」
来未「誰?」
かなえ「ほんまに記憶ないんでっか?」
来未「嘘のようでほんまの話です。」
かなえ「間宮はんが命がけで守ってきたか!!」
来未「それは分かっとります。ひどい奴で、間宮はんが色々してくれてはる…でいつかはバケモンになるそれ以外に何が??」ぴえんな顔で訴える来未…
なんとも言えない等々力に甲本…
部屋に戻って資料を滅茶苦茶にする来未!
そっと勝手に部屋に入る蓮…
来未「うちって何なん?誰なん?何が好きで何が…どんなおもろい人生やったんかも…消えたい…」シクシク泣く来未に、近寄ってなんかしようとしてやめる蓮。
蓮「すんまへん!キツいこと言って…」
食堂で戯れるセレブ達…
勝利「なんやろ…壁一枚向こうでは、ゴーレムだらけやのに…明日の飯の話してはる…」
そんな中辺見が近寄り…辺見「おい!どけ?お前ら貧乏人出て行け!」
甲本「あっ?このガキ?何やと?」
辺見「ここは金持ちのセレブの席になったからどっか行けよ。」
しょうこ「はい!こう…あんた行こう」
甲本「しょう…お前はだまってなさい!ここはシェルターちゃいまんの?ましてや我々感染してまへんのに!」
辺見「うるさいうるさい!早よどっか行けよ!ただ飯食ってる貧乏人が!」
等々力がむくっ!と立ち上がりメンチを切る。
辺見「おうおうご機嫌さんやなぁ?何やねん?俺らはどれだけしんどかったか分かるか?とか言いたい?知らんやんそんなん…それで飯食える?無いんやったらとっとと出て行け?」
何とも言えない空気に…
それぞれの部屋に帰る…
相部屋のカナエと等々力…
等々力「ムカつく!なんであんなクソッタレが生き残ってて本郷さんが死ななあかんねん!俺も!何で生きてん!?」抱きしめるかなえ…
かなえ「私も一緒や…何で生きてんやろ?」
見つめ合う二人…
まぁそうなるわな…と…何でやねん!かなえちゃん響ちゃうのん!?
等々力とかなえちゃんが勉強部屋でやんちゃな子猫状態の中しょうこさんの部屋は甲本と勝利君も…
甲本「家族か…」
モンキーパークの朝…
ミンジュンの墓で黄昏れるジアン…
桑田がご飯を持ってよってきた…「ホンマはヒーローになりたかったんです!災害でぎょうさんの人を助ける様な…私を助けると思って、クソまずいよう分からん白い物体を食べてください。」と根負けしたジアンか一口…
ジアンがミンジュンの携帯を見ながら「まだ側におるようなきがしてまんねん。」
桑田「寂しかったらわいがいまんがな!側にいまんがな…」と爆弾発言のにゴーレムの鳴き声。
ジアン「なんでやねん!」
桑田「行きまひょ!!」
忍び寄る影…ミンジュン?
シェルター側の疑惑のトンネルからゴーレムを解き放つ…何者かが…
走り出すゴーレム…
そんな中等々力とにゃんにゃんしてたかなえがいない…
妊婦の方が森を散歩している…
妊婦「おかん!頑張るからな!…うっ!痛い!いたたた!誰か!助けて!」
忍び寄るゴーレム…
かなえも森をほっこりしながらお散歩…
妊婦「ぎゃー!!」
かなえが走りすぐさま発見その場にあった竹の棒をゴーレムに突き刺す!
妊婦は噛まれて手遅れに…「赤ちゃん!赤ちゃん!」
シェルターのラウンジで読書をする来未の側を慌ただしく通り過ぎる男達!
食堂が慌ただしいので来未が見てみると…
そこにはゴーレムに噛まれた妊婦が運び込まれていた。
辺見「こりゃあかん!ほなルール通りに!」
旦那さん「はぁ?何すか?」
蓮「新しく作ったんどす。隔離します」
すぐさま来未がかけより診察をする…
モンキーパークでは!
鬼気迫るジアンと桑田。
桑田「あきまへん!また誰かが大量のゴーレム送り込んでここを占拠するつもりや!」そう言ってせまいひ弱な金網のドアに鍵をかける。
妊婦の名前を呼ぶ夫の側で殺せと辺見が蓮に毒の入った注射器を渡す。
来未「待ってなぁ!赤ちゃんはここで産ませたって!」
モンキーパークも限界桑田の拳銃の弾も無くなった。
蓮「リスクが高すぎまっせ!取り上げた赤ちゃんもゴーレムやったら…」
来未「何も覚えてないし、いい事した記憶を残したいや、どっちにしても私は感染してるから…」
辺見「今なんて言った?」
蓮「分かった!みんな出てくれここで出産する!出てくれ!」
モンキーパークでは、覚悟を決めた桑田が最後の言葉を。
桑田「ほんまもんのヒーローって知ってまっか?ホンマもんのヒーローは医療従事者の人でっせ!そんなヒーローを助けたら俺もヒーローになれますやさかいに!」
シェルターではヒッヒッふー!ひっひっふー!の掛け声が聞こえる。
野呂「大丈夫!やで。」旦那さんによりそう。
辺見「社長!どいないなってまんねん!さっき小笠原はんが「感染してる」とか言ってましたけど?それが特別扱いする理由でっか?」
ひっひっふーひっひっひひーー!!!
難産に苦しむ奥さん…意識が…
だめかっ!?となりカナエがトドメを刺す…
来未「待って!奥さん!!しっかりせんかぁ!その目で赤ちゃん見るんちゃいまんの!」
意識を回復させた妊婦は、ひっひっふー!とまた始まる。
猿ノ島では、桑田が手首を切り神風を吹かしてゴーレムに突っ込む!!
ジアン「辞めて!!」
大量のゴーレムに噛まれて餌食になる桑田…
「行けーー!!逃げろーーー!!」
崩れ落ちる桑田…
シェルターでは無事に出産を終えた来未赤ちゃんを抱き抱えて奥さんに見せる…皆が集まり、余命でその思いを旦那さんにつげ…変性する…その場に等々力も現れて、自分が代わりに奥さんを殺そうとするが…間髪入れずにかなえが刺す!
旦那は来未に感謝の気持ちを告げるが…同時に悔しい思いが込み上げる。
猿ノ島は散々な有様…顔にX印のゴーレムが転がる…桑田は意識が朦朧としている…所に忍び寄る影…
「君は…」グサっ!!
立ち去る影…
シェルター付近を見回る坪井…等々力にゴーレムの死骸を見せる…
坪井「猿ノ島モンキーパークで見た奴と同じやっちゃ…」
手術の終わった来未と助手をしていたかなえが一息つく。
かなえ「さっきの諦めたらあかん!見たいなん…やっぱり似とるなぁーって」
来未「えっ?誰に?」
そんな話をしている時に辺見と金持ち集団が来未を問い詰める。
辺見「おい!お前何もんやねん?感染してるとか聞いたぞ?おい!われ!?」
来未「…」かなえ「あんたの方こそ何なん!」
辺見「外野は黙っとれ!!」
騒動を為に蓮が入る。
蓮「小笠原さんは、何ともありまへん!感染しても変わりないどす。」
辺見「じゃ親族問題はどないやねん。」
蓮「彼女は!わいの嫁はんです!!」
周りがはぁ?って顔するがそこまで言われたらと言う空気に…
その夜、蓮は秋吉リーダーのお墓に行くと花をお供えしている来未に出会う。
蓮「あんたやったんや?」来未「感謝しとるんです、社長さんもあんたも」
猿ノ島では、ミンジュンの墓を荒らすもの…それは…ミンジュン…
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