2011年12月05日
抗生物質の服用時間
薬をもらったけど、どうやって服用すれば早く風邪が治るの
という方のために、抗生物質の効果をより発揮できる服用時間についてご説明いたします
まず薬をもらうと、通常は食後に服用となっていることが多いのですが、抗生物質に関してこれは絶対ではありません。
食後となっている方が時間の目安になるため飲み忘れることが減ると考えられています。
つまり、実は食後という指示は…、
人間の都合のための指示であり、薬の都合はあまり考慮されていないのです。
そんなばかな…と思ったあなた必見です。
さて、それでは、薬の都合を考えた服用時間とはいかがなものなのでしょうか
という方のために、抗生物質の効果をより発揮できる服用時間についてご説明いたします
まず薬をもらうと、通常は食後に服用となっていることが多いのですが、抗生物質に関してこれは絶対ではありません。
食後となっている方が時間の目安になるため飲み忘れることが減ると考えられています。
つまり、実は食後という指示は…、
人間の都合のための指示であり、薬の都合はあまり考慮されていないのです。
そんなばかな…と思ったあなた必見です。
さて、それでは、薬の都合を考えた服用時間とはいかがなものなのでしょうか
抗生物質については以前、風邪?抗生剤の豆知識でも説明しましたが、もう一度読んでおくとわかりやすいと思います。
抗生物質には、時間依存性の薬と濃度依存性の薬が存在しています。
時間依存性というのは、薬の1度の投与量よりも時間に依存して効果を発揮するという意味で、
つまり、
体内に出来る限り長い間存在させている方が効果が発揮できるということです。
薬物動態学的には、time above MIC(※MIC 以上の濃度を維持する時間;T>MIC)が長い方が、抗菌効果が高いとされています。
従って、総投与量が同じでも、投与回数が多いほど有効になります。
※MIC(最小発育阻止濃度)
菌を倒せるだけの濃度で、できるかぎり体の中にいてもらうことが大切です。
食後にこだわらず、時間にこだわったほうがよいこと、分かっていただけたのではないでしょうか。
なお、濃度依存性の薬の場合は1日1回の服用になりますので、くれぐれも分けて服用しないように!!
濃度依存性の場合、1回にたくさんの薬が入ったほうが効く薬です。
短期集中型のようなイメージになります。
あとは早くたくさん寝て治してくださいね☆彡
抗生物質には、時間依存性の薬と濃度依存性の薬が存在しています。
時間依存性というのは、薬の1度の投与量よりも時間に依存して効果を発揮するという意味で、
つまり、
体内に出来る限り長い間存在させている方が効果が発揮できるということです。
薬物動態学的には、time above MIC(※MIC 以上の濃度を維持する時間;T>MIC)が長い方が、抗菌効果が高いとされています。
従って、総投与量が同じでも、投与回数が多いほど有効になります。
※MIC(最小発育阻止濃度)
菌を倒せるだけの濃度で、できるかぎり体の中にいてもらうことが大切です。
食後にこだわらず、時間にこだわったほうがよいこと、分かっていただけたのではないでしょうか。
なお、濃度依存性の薬の場合は1日1回の服用になりますので、くれぐれも分けて服用しないように!!
濃度依存性の場合、1回にたくさんの薬が入ったほうが効く薬です。
短期集中型のようなイメージになります。
あとは早くたくさん寝て治してくださいね☆彡