2011年11月27日
誕生石と星座石の違いって?
宝石やパワーストーンは5000年も昔から
お守り的な価値として注目されており、
太古の人々は、その中で魔除けや護符としての役割を果たす、
守護石なるものを求めていきました。
守護石を決めるには、2つの方法があり1つは誕生の月で区別する“誕生石”。
そして、もう1つが星座で決める“星座石”です。
誕生石と星座石では意味が異なるので違いについて知り
本当に身に付けるべきパワーストーンや宝石について見直してみましょう。
☆誕生石☆
誕生月による石の区別で1月〜12月までの其々の月に
決められた宝石のことを言います。
自分が生まれた月の誕生石を身につけると、
幸運が訪れるなど不思議な効力を感じられると言われています。
誕生石は18世紀にポーランドに移住してきたユダヤ人の宝石商が考案し、
ユダヤ人の伝統と風習に沿ってできあがったものといわれています。
しかし、この誕生の月による分類法が浸透していったのは、
20世紀にはいってから。
ニューヨークの宝石業界を牛耳るユダヤ人の宝石商達がこれをアレンジし、
宝石の販売促進をかねて誕生石を宣伝したというのが実情のようです。
1月 ガーネット
2月 アメシスト
3月 アクアマリン
4月 ダイヤモンド
5月 エメラルド
6月 パール
7月 ルビー
8月 サードニックス
9月 サファイア
10月 オパール
11月 トパーズ
12月 トルコ石
☆星座石☆
星の巡りが運勢を左右するという西洋占星術に従い、
12星座の特徴によって分類された守護石のことです。
12の星座には10の惑星が示されており、
この惑星が地上の人間を支配する神々だとされました。
自分の星座を支配する神々およびその性格を知ることにより、
石そのものの持つ意味に合わせて、
守護石をどの惑星に当てはめていくかを、西洋占星術により決められました。
これは12の星座をもとにする占星術が、
いまからおよそ5千年もの昔に古代バビロニアで生まれて
伝承されてきたという歴史的、文化的な背景が関係します。
以上のことから天然石と星座石での違いは分かってもらえたでしょうか?
占い的要素の関連性の有無が全く異なり、
本当に身に付けるべき方法が分かりましたよね。
誕生石は宝石商が市場で売りやすくするために作った、
分類方法の一つで星座石は、
歴史的根拠のある西洋占星術を基に作られたものです。
それらの理由から、天体に輝く星と地上で輝く宝石の関連を、
人間の運命と重ね合わせた星座石のほうが、
誕生石よりも信憑性の高いものだとも言えます。
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