ゴールド輝く彩色でリニューアル
観音の王 千手観音
観音菩薩の無限の慈悲を表す姿が千手観音像です。42本の手に様ざまな法具を持ち、頭上の10の顔で周囲を見渡し、ありとあらゆる苦難を取り除きます。この姿は観音が如来に「すべての衆生を救うため、千本の手と千の眼をいただきたい」と願い出て賜ったもの。頭頂部と額の上には阿弥陀如来を掲げており、如来の遣いとしてこの世で私たちを救うことを示しています。
観音菩薩の中でも特に功徳が多いことから、観音の王、「蓮華王」という別称を持っています。
イスム こだわりの造型
モデルは京都の重文「千体千手観音立像」。運慶の実子 湛慶(たんけい)の銘を持つ一体で、平安様式を踏襲しながらも、鎌倉彫刻の張りのある造形が特徴です。穏やかで丸みを帯びた表情と、左右に美しく広がる42本の手が見事に調和した、立ち姿の美しい像です。
宝冠から伸びる繊細なパーツまでひとつひとつ制作、ほのかに揺れる様子をご覧いただけます。2018年9月、ゴールドの輝きを強く意識した彩色にリニューアルいたします。
千手観音〜慶派〜 せんじゅかんのん〜けいは〜
タグ:千手観音
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