また、家の守護神とも言われています。
白蛇石(はくじゃせき)の原石は『蛇紋石(じゃもんせき)』と呼ばれる石で、表面が長い年月で風化した白い部分を蛇の形に似せて削りだしたもので、化石ではありません。
一切塗装は施されていない天然の石です。
深い緑色をしたものは秩父産、黒っぽいものは九州産。
【伊勢志摩の白蛇伝説】
昔から白蛇を見ると縁起が良いといわれてきました。
伊勢志摩でも、白蛇にまつわる言い伝えはたくさんあります。
菅島にある白髭大明神では、七百年以上前、菅島に現れた白蛇を竜神の使いとしてあがめ、以来大漁と海上安全を祈願して祀られたと伝えられています。
また、南勢町の白滝権現では、「昔から白蛇が住んでいた。ところが、嘉永元年の春から、不思議なことが多く、家々の鶏が宵鳴きをしたり、白蛇を見て両目がつぶれたものも出てきた。
しかし、ある夜、夢のお告げがあったので、これを白滝権現としてお祀りしたところ、不思議な事柄が急にやみ、祈祷をすると霊験もある」という話が伝わっています。
そして、伊勢市の箕曲中松原(みのなかまつばら)神社にある樹齢800年の楠には、白蛇が守り神として生息しており、年に数回姿を見せると伝えられています。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image