競馬blog 相対性ラップタイム理論

今年は総合力勝負となりました

東京スポーツ杯2歳ステークス　サラ系2歳オープン(G3)　馬齢戦 3〜4コーナーはほとんど毎回歩いているので、直線だけの競馬といった感じですが 他の2歳戦と違うのはスタートしてから向正面の間はそこそこ流れているという事です そのため真に強い切れ味ある2歳馬が勝つレースになっています 道中歩いて直線だけ本気出したみたいな新馬戦を勝ち上がって来たばかりの馬の中から そういう馬を探すのは…。 まぁ総合的に見て強そうな馬(血統や馬体や調教時計だとか見て..

「ドスローでしたね…。」としか言いようが…。 逃げ馬や有力馬に騎乗していた騎手の顔をながめて 「この騎手が逃げたらやっぱこんなペースになるよね」 だとか 「この有力馬に騎乗していた騎手達はやっぱり自分からは仕掛けないのか…。」 といった事だけは学べる事が出来たレースではあったかと

アルゼンチン共和国杯　サラ系3歳以上オープン(G2)　ハンデ重賞 スタンド前発走ですが、坂からのスタートなのでペースが速くなりすぎる事はありません 昨年を例外とすると、ロングスパート能力の問われるレース傾向にあります スパッとは切れないもののゴールまで上がり34秒台の脚で ジワジワと伸びる持続力を持った馬が好走するレースです

ラップだけ見たら武豊騎手がエイシンヒカリにとって絶好の 『切れ味戦』 に持ち込んだなという印象ですが…。 このラップならエイシンヒカリは勝ち負けというか むしろ勝たなきゃいけないレースで、何故失速してしまったのか…。 パドックでいれこんでいた事やレースで道中ラブリーデイに絡まれた事 いろいろ敗因は考えられますが 気性 の面が一番大きいのかなとも 同じく切れ味型のモーリスとリアルスティールはしっかり1,2着していたので エイシ..

天皇賞秋　サラ系3歳以上オープン(G1)　定量戦 表組み上部のラップは良馬場での平均とエクイターフ導入後からの良馬場平均ラップです レースの大きな特徴としては前半オーバーペースになる事は無いということです まれにオーバーペースになっているようにも見えますが これはローエングリンやシルポートが大逃げして刻んだラップで このラップが刻まれている時、勝ち馬ははるか後方を常識的ラップで走っています オーバーペースにならない事でのレースへの影響を想像すると ..

短めの中距離戦としては前半かなり緩めの展開でした 仕掛けも遅く、最後の直線だけの上がり勝負となり 過去にもこういう流れで実績を残していたクイーンズリングが勝ちました 牝馬限定戦は上がりの勝負になるということを示す典型的なレースでした

府中牝馬ステークス　サラ系3歳以上オープン(G2)　牝馬限定　別定重賞 中距離戦としては前半かなりスローな流れで展開しがちです そのため、直線を向いてからの加速力や極端な上がりの脚が求められます ザ・牝馬戦 といったレースです こういう流れが苦手なルージュバックが毎日王冠に向かったのも賢明な判断だと思います

中距離戦としてはゆるめの流れですが それでも古馬の混合戦らしくラスト4Fびっしりと負荷のかかったレースでした ルージュバックはこういった持続的な脚を問われるレースの方が好走するので 牝馬戦より牡馬牝馬混合戦の方が向いていると言えます

毎日王冠　サラ系3歳以上オープン(G2)　別定　 残り4Fほどからしっかりと上がりの脚が使えないと 勝ち負けに参加出来ませんが、そのためになにより道中の 走行スピード 追走スピード 能力の高さが必要になるレースです 11秒後半のラップでの追走でも それを苦にしない基礎的なスピード能力が絶対に必要です

2歳戦評価はじめました