2024年02月12日
風刺効いた川柳に感嘆や笑い声 松山で「伍健まつり大会」(愛媛)
愛媛の川柳振興に貢献した前田伍健(1889〜1960年)の功績をしのぶ「第64回伍健まつり川柳大会」(県川柳文化連盟主催)が11日、松山市持田町3丁目の県総合社会福祉会館であり、四国内外の愛好者ら約100人が風刺を効かせ日常を滑稽に詠んだ作品を楽しんだ。
今年の宿題は、事前投句は「ピーク」「沈む」、当日投句は「バレる」「数」「やがて」「源」で、県内外の約220人から投句があった。新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりの対面開催となった会場では、機知に富んだ句が多く披露され、感嘆や笑い声が広がっていた。
最高賞の「伍健盾」には和歌山県の木本朱夏さんの「森が消え鯨が消えて一切空」が選ばれた。
愛媛新聞ONLINE 2/11(日)