2024年02月12日
アート作品と能楽師の共演にうっとり 松山・道後でイベント(愛媛)
愛媛県内子町出身の美術家京森康平さんの作品と、能楽観世流シテ方の橋本忠樹さんが共演するイベントが11日、松山市道後湯之町の大和屋本店の能舞台「千寿殿」であり、約40人がみやびやかなアートと伝統芸能の調和を楽しんだ。
イベントは、工芸がテーマの「道後アート2023」の一環。京森さんはプログラム「クラフトミュージアム」(今月末まで)に参加し、道後の「湯神」を描いた掛け軸を大和屋本店に展示している。
絵画に染色などの装飾技法を加え、素材の違いで画面に複雑さや立体感を生み出す作風。鮮やかなピンクを基調に、梅の花やチョウ、鳥といったモチーフをちりばめた京森さんの新作「Flowing river plum blossom col.3」など絵画7点を能舞台に配置した。
愛媛新聞ONLINE 2/11(日)