2024年02月02日
石崎汽船が25年秋に新造高速船1隻投入 松山−呉・広島「スーパージェット」後継(愛媛)
石崎汽船(愛媛県松山市)は1日、松山−呉・広島航路の高速船「スーパージェット」(旅客定員156人)の後継として、国内初導入となるドイツ製の最新推進器を装備した新造高速船1隻(93人)を2025年秋に投入すると発表した。騒音と振動を低減し、燃料消費を約3割抑えられるという。
後継船は、スーパージェットのように二つの船体を甲板で平行に結合した双胴船。全長31・6メートル、幅7・2メートル、総トン数約120トン。推進器は「フォイト・リニアジェット」の名称で、ノズルの中にプロペラがあり、水流を真っすぐにする整流翼が付き、スピードと燃費の良さを両立している。船体は瀬戸内クラフト(広島県尾道市)が建造する。
愛媛新聞ONLINE 2/2(金)