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ITパスポート過去問 25年春 問64

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問題


問64 ウィルス対策ソフトの適切な運用方法はどれか。

ア ウィルス対策ソフトはハードディスクのウィルス検査を行うときに起動し、検査終了後は速やかに停止させる。

イ 常駐検査(ファイルの読み書きを行うたびに、そのファイルにウィルスなどが混入していないか調べること)の機能をもつウィルス対策ソフトを使用する場合は、導入時にハードディスク全体の検査を行っておけば、その後は常駐検査だけでよい。

ウ 導入後もウィルス定義ファイルの更新を継続して行う。

エ プロバイダ側でウィルスチェックが行われている場合は、PCへのウィルス対策ソフトの導入は不要である。



解説


ウィルス対策ソフトでは、ウィルスのパターンを登録した定義ファイルとプログラムのパターンを比較することでウィルスを検出する。
この時、定義ファイルが古ければ、新しいウィルスは検出することができない。
そのため、ウィルス対策ソフト導入後も、ウィルス定義ファイルの更新が継続して必要となる。

ア ハードディスクなどにすでに紛れ込んだウィルスを検するときだけでなく、インターネットなどから侵入するウィルスを監視する必要もあり、常に起動しておく必要がある。

イ 常駐検査は、ユーザーまたはシステムが触ったファイルなりデータなりしか検査しない。ウィルスに感染した際に検出できなかったものを、定期的にすべてのファイルをチェックすることで検出する必要がある。

ウ 正解

エ プロバイダ側のウィルスチェックはメール添付型のウィルスだけしか守れないことが多い。




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