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ITパスポート過去問 解説22年秋問41

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問題


問41 システム開発プロセスには、システム要件定義、システム方式設計、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計などがある。システム方式設計において実施する作業として、適切なものはどれか。

ア システムで使用する端末の画面設計を行う。
イ システムの機能及び能力を定義する。
ウ システムの信頼性を定義する。
エ システムのハードウェア構成、ソフトウェア構成を明確にする。










解説


情報処理推進機構が進めている、ソフトウェア・ライフサイクル・プロセスの標準化である共通フレーム2007では、ソフトウェアの構想から廃棄までの(企画・開発・運用・保守)必要な作業内容を包括的に規定している。
開発プロセスのうち設計工程に関しては、以下のようなものがあげられている。

■システム要件定義
システム化するに当たって、どのような機能が必要か、どのくらいの能力が必要かなどを規定する

■システム方式設計
すべてのシステム要件を ハードウェア,ソフトウェア,手作業に振り分け, それらを実現するために必要なシステムの構成を決定する

■ソフトウェア要件定義
システムを構成する各ソフトウェアに求められる 機能、能力などを決定する

■ソフトウェア方式設計
自社ですべて開発するか、ソフトウェアパッケージなどを利用するかなどの方針、使用するミドルウェアの選択などを検討し、ソフトウェア構成を決定する。

■ソフトウェア詳細設計
プログラミングのアルゴリズム、データベースでのクラス図、画面や帳票のデザイン、プログラム間のデータ受渡しなどを決定する。この結果に基づいてプログラムのコーディングが行われる。


答えの選択肢がどれにあたるか考えてみると次のようになる。
ア ソフトウェア詳細設計
イ システム要件定義
ウ システム要件定義
エ システム方式設計







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