2015年06月05日
ITパスポート 過去問 27年春 問78
27年春 問題一覧へ
問78 受け取ったデータが改ざんされていることを検知するのに使われる技術はどれか。
ア 圧縮 イ ディジタル署名
ウ パスワード認証 エ フィルタリング
ディジタル署名は、送信元が正しいか、改ざんされていないかの2点を確認するための技術。
公開鍵暗号方式と、ハッシュ関数を使って作られた技術である。
下の図はどのように作成するかを示す。
送信者
(1)送信者はデータからハッシュ関数を使ってハッシュ値を計算する
(2)ハッシュ値を自分の秘密鍵を使って暗号化(これが署名)
(3)データと暗号化したハッシュ値を送信
受信者
(4)受信者は送信者と同じハッシュ関数を使ってデータからハッシュ値を計算
(5)受信した署名(送信者がハッシュ値を暗号化したもの)を送信者の公開鍵で復号
(6)(4)と(5)を比較して、同じなら、つぎのような理由で、改ざんされていないし、送信者も正しいことがわかる。
・データが少しでも異なっていれば、ハッシュ値は変わってしまうので、同じ値になったということは、改ざんされていないことがわかる
・送信者の公開鍵で復号しているので、送信者も正しいことがわかる
このことから、正解はイとなる。
イ
27年春 問題一覧へ
にほんブログ村
問題
問78 受け取ったデータが改ざんされていることを検知するのに使われる技術はどれか。
ア 圧縮 イ ディジタル署名
ウ パスワード認証 エ フィルタリング
解説
ディジタル署名は、送信元が正しいか、改ざんされていないかの2点を確認するための技術。
公開鍵暗号方式と、ハッシュ関数を使って作られた技術である。
下の図はどのように作成するかを示す。
送信者
(1)送信者はデータからハッシュ関数を使ってハッシュ値を計算する
(2)ハッシュ値を自分の秘密鍵を使って暗号化(これが署名)
(3)データと暗号化したハッシュ値を送信
受信者
(4)受信者は送信者と同じハッシュ関数を使ってデータからハッシュ値を計算
(5)受信した署名(送信者がハッシュ値を暗号化したもの)を送信者の公開鍵で復号
(6)(4)と(5)を比較して、同じなら、つぎのような理由で、改ざんされていないし、送信者も正しいことがわかる。
・データが少しでも異なっていれば、ハッシュ値は変わってしまうので、同じ値になったということは、改ざんされていないことがわかる
・送信者の公開鍵で復号しているので、送信者も正しいことがわかる
このことから、正解はイとなる。
答
にほんブログ村
【27年春テクノロジ系の最新記事】
この記事へのコメント