ITパスポート過去問解説

ITパスポート過去問 26年春問35

問題

問35　ソフトウェアのテストで使用するブラックボックステストにおけるテストケースの作り方として，適切なものはどれか。

ア　全ての分岐が少なくとも1回は実行されるようにテストデータを選ぶ。
イ　全ての分岐条件の組合せが実行されるようにテストデータを選ぶ。
ウ　全ての命令が少なくとも1回は実行されるようにテストデータを選ぶ。
エ　正常ケースやエラーケースなど，起こり得る事象を幾つかのグループに分けて，各グループが1回は実行されるようにテストデータを選ぶ。

解説

ホワイトボックステストは、内部構造を知って、それに基づいた色々な入力値に対し正しい出力が得られるかをテストする方法。
ブラックボックステストは内部構造には関係なく、いろいろな値を入力し正しい出力が得られるかをテストする方法。

ア、イ、ウは内部の構造を知ってテストデータを決めているので、ホワイトボックステスト。
エは内部の構造に無関係にテストデータを決めているのでブラックボックステスト。