ITパスポート 過去問 解説

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問題

問1　小売業のビジネス戦略の立案において、"優良顧客の維持"がCSF(Critical Success Factor)として設定された。
このCSFの達成度を評価するために用いる分析として、最も適切なものはどれか。

ア　顧客別のRFM分析
イ　新規顧客のデモグラフィック分析
ウ　新商品のPOS分析
エ　店舗別商品別売上高のABC分析

解説

CSFは日本語で重要成功要因、主要成功要因と訳され、目標達成のために最も力を入れて取り組むべき活動や課題のこと。
RFM分析とは、顧客の過去の購買履歴から、この顧客が優良顧客かどうかを判断し、ダイレクトメールやカタログを送ったりする際の顧客絞り込みなどを行うもの。
RFM分析では、次の3つに重みづけなどをして、指標とする。
■　R（recency：最新購買日）
いつ買ったか、最近購入しているか

■　F（frequency：累計購買回数）
どのくらいの頻度で買っているか

■　M（monetary：累計購買金額）
いくら使っているか

ア　正解。顧客別にRFM分析を行うことにより、優良顧客がずっと優良顧客として維持できているかどうかを判断することができる。
イ　デモグラフィック分析とは、顧客を家族構成、性別、年齢、職業、居住地域などで分類し、有効なターゲットを探すもの。（デモグラフィックとは、人口統計の意味合いを持つ）
ウ　POS分析とは、店舗で商品を販売するごとに、色々な情報を記録し、集計結果を在庫管理やマーケティング材料などに使う分析
エ　店舗別商品別売上高のABC分析を行うことにより、店舗別に、どの商品がどのくらい重要かを分析し、どの商品に力を入れればよいかを判断する。

答

ア
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