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2014年06月29日

再就職手当てに、デメリットはあるのかな?


雇用保険をちょっと調べてみた。


一般的に雇用保険(失業保険)は、失業状態のときに90日から360日の期間

お金を受取れるものだが、自己都合での退社では、離職から初めての支給まで

4ヶ月くらいあるので、そんな期間無職でいたら日干しになっちゃう


今回知りたかったのは、手当ての受給資格の決定を受けた後に、

早期に就職すると貰える再就職手当てのこと


前回は、受けずに再就職したが・・・やはり、その時期の収入は減るので

デメリットがないようなら受けたいな・・・と、思った。

アチコチ読んでみると、デメリットと言えるものは3つなのかな?

間違ってるとこもあるかもしれないけど、こんな感じ



まず、最初の1ヶ月は自由に就職活動ができない。

自己都合の場合、求職申込みをし、待期期間満了後から最初の1か月の期間は、

ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介によって就職した場合じゃないと

再就職手当ては支給されないということ。



次に、1度雇用保険を利用すると、今までのはリセットされる

次の再就職では、雇用保険を0から掛けていくことになるので

もし半年も勤めず会社が倒産しても・・・雇用保険の受給資格がない


雇用保険を受けるには、過去2年間で12ヶ月以上加入していないといけない

会社の倒産などで失業した場合は、6ヶ月で良いらしいが

6ヶ月は倒産でも出ない・・・まぁ、そうそうあることじゃないとは思うが

もしあっても・・・再就職する前に手続きした雇用保険の残りは受取れるとのこと


例えば、120日の支給で支給開始前に就職し、再就職手当てを受取って就職し

半年も経たず退職するようなはめになっても、1年以内に自己都合退職しても

【120日分−再就職手当ての額=残りの日数分】となり、残りは支給されるらしいです。

ただし、受給期間が1年なので、それを過ぎると残りの日数があっても打ち切りになるとか・・・


ちなみに、再就職手当ての受給資格は少し違い、過去3年以内に再就職手当

又は常用就職支度手当の支給を受けたことがない
ことが条件にあるので、

再就職し12ヶ月以上加入して転職しようとしても、3年以内だと再就職手当ては貰えない


なので、3年以内の突然の退職では少し不利になるのかな?

会社都合の退社なら、すぐに支給開始にはなるが・・・十分とは言えない額

再就職手当てがあれば、早く就職することで不足を補えたりもするが、それがなくなる



最後に、0から雇用保険を掛けることになるので、保険加入期間が短くなり

凄く困ったときに支給日数が少なくなるかもしれないこと

支給日数は、雇用保険の加入期間と年齢と退職理由で決められている


例えば、22歳から雇用保険に加入、45歳で再就職手当てを受け転職し、

49歳で会社が倒産とかになり、会社都合で雇用保険を利用することになった場合

再就職からの加入期間は5年未満なので支給日数は180日、

再就職手当てなどを受けずに転職していたら、加入期間は継続されるので

加入期間は20年以上となり、支給日数は1年近い330日になる


歳を取れば就職も難しくなっていくもので、もし突然の倒産などで離職し

なかなか就職できない・・・なんて時は、十分な額でなくてもとても助かるだろうし

180日と330日では、再就職手当てにもかなり影響が出るよね?

>>再就職手当てを貰ったら?貰わなかったら?・・・その後を比べてみた。


そこそこいい歳なので少し悩みつつ、引き続きアチコチ見ていくと・・・

ん? もしかしたら就職困難者なるものに当てはまるのでは?と思った。

以前、居眠り運転の車に突っ込まれるという事故に遭い、手術を受けることになり

そのときに障害者手帳の交付を受けているのだが

障害手帳があると等級関係なく就職困難者となるみたいなんだけど・・・!?


もし就職困難者なら、加入期間1年未満でも支給日数が150日(一般だと90日)になり

加入期間1年を過ぎれば、一般の最高支給日数である330日に近い日数になる

45歳未満で300日、45歳以上なら360日だ


加入1年以上で、一般の加入20年以上と変わらない支給日数になるなら

加入期間がリセットされることは気にしなくても良さそうなんだが・・・



そして、再就職手当の支給額は、残り日数が3分の2以上だと

【支給残日数×60%×基本手当日額 = 再就職手当】と計算されるのですが

就職困難者なら・・・再就職手当ても大きく変わる


例えば、自己都合で退職し、支給開始前の再就職した41歳

基本手当日額は4000円として(現在の再就職手当ての最高日額は5840円)

加入期間を18年と仮定して比べてみる (支給日数が丸々残っている状態です)


一般だと支給日数は120日なので、再就職手当ては 288,000円だが

就職困難者だと日数が300日となるので、再就職手当ては 720,000円と

なんと2倍以上になる。ちょっとビックリする差だが・・・間違ってないかな?


就職困難者に当たるのなら、やはり・・・ここは受取る方向がいいのかな?







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