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2013年10月26日

関ヶ原 (テレビドラマ)

『関ヶ原』(せきがはら)は、東京放送創立30周年記念番組として司馬遼太郎の小説「関ヶ原」を原作に、TBS系にて1981年1月2日から1月4日まで3夜連続で放映された大型時代劇。第1話「夢のまた夢」、第2話「さらば友よ」、第3話「男たちの祭り」。

石田三成と徳川家康を主人公に、豊臣秀吉の死から天下分け目の関ヶ原の合戦に至るまでの過程を壮大なスケールで描く。

このドラマの最大の特徴は、それまで「徳川家康に無謀な戦いを挑んだ愚か者」もしくは「太閤亡き後の実権を握ろうとした奸臣」として描かれがちだった石田三成を、司馬の原作に即した「豊臣家への忠義に熱い正義の人」として主人公に据えた点にある。このドラマの放映前にもNHK大河ドラマ「黄金の日日」などのように三成を悪役として描かないドラマはあったが、これらは全て三成が脇役として描かれるのみであり、本格的に石田三成を主人公に据えて描いたのはこのドラマがはじめてである。

物語は、天正遣欧少年使節のメンバーだった原マルチノが、ローマ教皇庁に関ヶ原の合戦の顛末を書簡で知らせるという形で語られる。

◆主なキャスト◆
東軍
徳川家康(東軍盟主、五大老筆頭、武蔵国江戸城主、江戸内大臣) - 森繁久彌
徳川秀忠(家康三男、前中納言、中山道別働隊総大将) - 中島久之
本多正信(家康の謀臣、中山道別働隊軍監、佐渡守、通称・弥八郎) - 三國連太郎
鳥居元忠(家康の重臣、伏見城の城将、通称・彦右衛門尉) - 芦田伸介
西軍
石田三成(五奉行、事実上の西軍盟主、近江国佐和山城主、治部少輔、幼名・佐吉) - 加藤剛(子役・中田勇)
石田隼人正(三成の嫡男) - 中野健
島左近(石田家重臣) - 三船敏郎
舞兵庫(石田家重臣) - 草薙幸二郎
八十島道与(石田家家臣) - 藤城裕士

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