ポメラの原点に戻ったモデルであり、ポータブックのようにWindows10OSではないためできることは限られているのだけれども、その限られたことさえできればいいのであれば、十分選択肢となる魅力的なツールです。
ポメラの10週年モデルのレビューなど、Yahoo!より、
10周年のポメラ新製品「DM30」をじっくり見る 電子ペーパー&乾電池&折りたたみ式キーボード搭載
5/15(火) 20:53配信 ITmedia PC USER
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00000083-zdn_pc-sci
記事より、
・デジタルメモツール「ポメラ」の新製品、「DM30」
・DM30では観音開きの折りたたみ式キーボードと単三形アルカリ乾電池駆動を採用したのが特徴。価格は4万3000円(税別)で、6月8日に販売
・ディスプレイにはE Ink社の6型・800×600ピクセルの電子ペーパーディスプレイを採用。バックライトは搭載しないものの、紙のような表示品質でコントラストが高く、液晶や有機ELなどに比べて目に優しい
・観音開きで、開くと連動してキーボード裏から接地用の足が立つ。キーピッチは横17mm、縦15.5mm。配列はJIS
・日本語変換にはポメラ専用ATOKの「ATOK for pomera」を搭載
・駆動には、単三形アルカリ乾電池2本を必要とする。連続駆動時間は約20時間。単三形乾電池とは別に、バックアップ電池としてリチウムコイン電池「CR2032」
・Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能は搭載しないが、作成したテキストは最大8000文字までであれば、QRコードに変換して画面上に表示し、スマートフォンなどで読み取ることで転送できる。もちろん、microUSBやSDメモリーカードスロットも備えているため、有線やメディアを通じての転送もできる。Wi-Fi機能付きのSDメモリーカード「FlashAir」を使えば、Wi-Fiでの転送にも対応
・折りたたみ時で約156(幅)×126(奥行き)×33(高さ)mmで、使用時には約286(幅)×131(奥行き)mmとなる。重量は約450g
・従来のポメラの折りたたみ式キーボードはスライドしながらキーボードの右側を開くような機構だったが、機構的に壊れやすいという問題があったため、今回はシンプルな機構である観音開きにした。観音開きにすることで、従来のキーボードよりキーピッチも広げられた
様々な工夫がされているようだ。
ただ、日本語変換はデフォルトしかないので、入れ替えることはできない。
このあたりが実際の変換効率から使いやすいかどうかということに響いてしまうように思う。
ポータブックの場合はGoogle日本語変換も使うことができ、最新の単語に強い。
こうした点をどうみるかでこの機種が使えるかどうか判断が別れるところになるだろう。
参考)ポメラのレビュー
engagetj日本版より、
「ポメラ DM30」実機レビュー。テキスト入力に特化した、キーボード折り畳み式メモツール
https://japanese.engadget.com/2018/05/24/dm30/
これによると、
・DM30には、E Ink社の最新世代「Carta」の6インチ電子ペーパーディスプレイが採用されています。この電子ペーパーディスプレイは、グレー階調レベルが16、反射率が44%、コントラスト比が15:1。従来の「Pearl」世代のコントラスト比が10:1だったので、1.5倍に向上
・暗所でDM30を使いたい場合はブックライトを利用しましょう。上の写真で使っているのは「LEDブックライト ライトマン」(Amazonで615円)
・キーボードを開けば準備完了。ちなみに入力可能になるのに実測で6〜7秒ぐらいしかかかりません
・文節ごとに変換している・・・と言うわけでDM30の語彙数、変換精度に特に不満はなく、下記の例文を入力するまで、正直違いはわかりませんでした
・DM30に無線LAN機能付きSDカード「FlashAir」は必須装備
・ノートパソコンなどはちょっとサイズ的に厳しいバッグでも、スムーズに出し入れできるのが、折りたたみ式であるDM30の最大のアドバンテージ
ということで、文節単位で変換していれば通常は問題ない。ただし、新しい言葉などについてはやはり課題だろう。
コンパクトですぐに起動、よけいな機能がないのでゲームやメールの誘惑もない。
ただし、フロントライトがないのでオプションとしてLEDブックライトが必要という個性派なのです。
好きな人は好きというマシンがポメラ、また、ポータブックなのです。
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ポータブックのほうが安いのです。
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