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2020年01月28日

北九州市ネジを物語

​​​​​​​​​​​​​「ネジチョコ」の商品開発が始まったのは2015年10月。

同年7月に北九州市内にある官営八幡製鉄所の関連施設が

世界遺産に認定されて以来、町全体が盛り上がり、

観光客も増えていた。

開発者である株式会社OAセンターの吉武太志社長は

「売っているおみやげ品は博多のものばかりで、

北九州オリジナルのものが本当に少ない。

何か北九州らしいおみやげができないだろうか?」

と考えた。

北九州市は昔から「鉄の町」「ものづくりの町」として

日本の産業革命を支えてきた都市。

そこでものづくりに関連するおみやげを作りたい

と思って周囲を見渡してみると、当時駅前の市関連施設に

3Dプリンタがあったため、「3Dプリンタで型を作って

チョコレートを作ろう」とコンセプトを決めた。

八幡製鉄所で以前ネジを製造していたことがわかり

商品化が決定。さらに「ねじが本当に回せたら

ものづくりの町の名物になるのでは?」と思い至り

ねじを回せること」と「食べやすい一口サイズ」に

こだわって試作を繰り返して

​2016年2月に「ネジチョコ」が発売された​

ネジチョコは、2016年2月の発売当初は

菓子店のパティシエが生産を担当していて

生産能力は1日最大500個程度だった。

しかし発売がバレンタイン時期だったことと、

発売前に商工会議所のイベントでお披露目した際に

評判が良かったこともあり、発売後すぐに売り切れて

早速「買えないチョコ」として話題になってしまった。

2017年末に自動化設備を導入した。

現在の生産能力は1日約12,000個。当初の20倍以上の増産に

成功したが、それでも毎日完売してしまう状況は続いている


チョコとしての味と品質にもかなりこだわっている

原材料はカカオを50%以上配合した「クーベルチュール」という高級品

洋菓子店が作るチョコレートとしてのプライドを垣間見ることができる。

また、手軽に食べられる一口サイズになっているのも

「食べて味わって欲しい」という思いの表れだ。

顧客からは「ねじが最後まで締まるのが楽しい」と評判で

幅広い世代に受けている。子供はねじを回して遊べるし

女性にとっては「インスタ映え」するアイテムということで

TwitterやInstagramなどのSNSに写真や動画を投稿している。

年配の方々は「北九州らしいお土産ができた!」と喜んでくれる。
​​​​​​​​​​​

味の方は口溶けよくあっさりしていて、甘味も程よく

親しみやすい味というのが率直な感想です。

ココア味の方がチョコ味よりもまろやかな印象です。


迷ったのは食べ方で、ボルトとナットを締めて

結合させてから食べるのか、それとも緩めて

それぞれを食べるのか。食べ方によって

その人の個性が出る
ようです又


少し余談ですが、普段から本物のボルトやナットを

扱っている、工業・技術職の方へのねじチョコのプレゼント


日頃からネジを扱っているので愛着があるようで

美味しい美味しいと喜んでもらったと言う人もおられました

もし宜しければバレンタインも近い事で有りますから

如何でしょうか?





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