最近国立がん研究センターが
2010年〜2011年にがんと診断された
患者の5年生存率は全体で66.4％だったと
発表致しました
各部位は
5年 3年
胃 71.4％ 76.3％
大腸72.6％ 78.6％
肝臓40.4％ 54.2％
肺 41.4％ 51.7％
日本人全体で死亡数の一番多いがんは
肺がんですが、患者数で言いますと
胃がんなのです、肺がん患者の2倍以上
だから胃がんはそれだけ治りやすい
死亡数のﾍﾞｽﾄ3は男性で肺、胃、肝臓
女性では大腸、胃、肺の順になっております
で、私が言いたいのは何か？
勿論日頃から癌に掛からないように
する為にはどうしたら良いかと言う事を
提案したいのです
皆さんのご自分の肥満度ってお判りですか？
身長と体重から肥満度
（BMI：体重（kg）÷［身長（m）］2）
男性では、BMIが21-29では、がん全体の発生率は
ほとんど同じでしたが、BMIが21未満の
やせているグループと30以上の非常に
太っているグループで発生率が高くなる
U字型の傾向がみられました
特に、非常にやせているグループでの
がん全体の発生率の増加は顕著で
BMIが19未満の最もやせているグループの
発生率は、BMIが23-24.9のグループと
比較して、約30％高くなっていました
よく、がんになった結果やせたのではないか
といわれますが、研究が始まって
数年間以内にがんにかかった人を
除いても、同じ結果だったので
もともと非常にやせているということで
将来がんになりやすいのではないかと考えられます
一方、女性では、太っていてもやせていても
その後のがん全体の発生率には
特に違いがみられませんでした
こう言う結果報告もあるようですよ
普段は肥満に多く気を付けているのですが
痩せすぎにも気を配らなくてはいけないと
言う事が言えますねえ
イントロが長くなりましたが本題の
50歳を超えても癌に掛からない方法
としては「食生活」も重要ですが
それ以外にも重要なものがあるのです
何だかお判りですか？
癌と肥満って密接な関係にあるのを
ご存知でしょうか？
肥満による血中コレステロールは
性ホルモンである副腎アンドロゲンの原料となり
性ホルモン依存性の乳がん、子宮体がん
前立腺がんの罹患率を上昇させます
また脂肪肝は肝硬変、肝がんに移行しやすい
と言うのも解かって来ております
例え、がんにならなくても、内臓脂肪が
多い人はメタボリックシンドロームと呼ばれ
心臓病、脳卒中、糖尿病の危険群です
貴方の周りの方をご覧ください
肥満の方多いのではありませんか？
と言う事で先程書きましたように
食生活の他に重要なものとは
運動なのです！！どなたですか？
運動と言う字を見ただけでイヤな
顔をする人は、結構運動嫌いな人
って多いようですねえ
まあ、高齢の方は致し方ないかも
知れませんが
運動の中でも一番効果的なのは
歩行なのです。良く毎日30分歩いてる
とか1時間歩いてるって方おられますが
聞くだけで辛いですよねえ運動嫌いの
人にとって、でも貴方は生活の中で
毎日歩かない日はないでしょう？
ここがポイントなのです！！
歩くのはイヤですよねえ？
出来るだけ歩かない方法として
どうですか？貴方はエレベーター
とかエスカレーターが有ったら
良く使っていませんか？
又チョットそこ迄行く時でも
車とか自転車、バイクを使って
いませんか？
これらを出来るだけ徒歩に変えて
行くのです。最初は辛いでしょうが
慣れて来ると何で今迄歩かなかったのだあ
って思うようになりますよ
だからと言って過度の歩行をしますと
心臓に負担が掛かって来ます特に
高齢の方は適度な歩行が良いかも
心心臓は全身に血液を送り出す働きがありますが
送り返すことは出来ないのです
全身の組織に栄養を与えた後の古い血液を
心臓に送り返してくれるのが
何だと思われますか？
それはふくらはぎの筋肉なのです！！
歩くことによって、ふくらはぎの筋肉が
収縮と弛緩を繰り返すと、そのポンプ作用に
よって古い血液が心臓に送り返されるのです
つまりふくらはぎの筋肉こそが「第2の心臓」
と言われる所以がココにあるのです
どうすればふくらはぎの筋肉を使って膝に
負担のかからない運動が「歩く」ことなのです
もう一度言いますよ、運動嫌いな貴方に
運動しなさいとは言いません
毎日歩いている生活習慣で階段を使いましょう！！
チョットした所も車や自転車バイクを使わないで
歩きましょう！！
あえて貴方の生活習慣に運動を加える必要は
全くないのです
そうする事が癌に掛からない得策なのです
と言う事を頭に中に「ギッシリ」
埋め込んで頂きたいのです
次回貧乏ゆすりは効果絶大と言う
ブログを書いて行こうと思っています
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