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2024年05月17日

水性塗料の吹付塗装の話

希釈率の話題の中で水性溶剤塗料の話があったので
メーカー推奨は塗料1に対して溶剤0.8程度
色によりますが、これだと吹けるけど
ちょっと垂れやすく染まりにくい

まぁ乾かして何度か重ね吹きするのが王道なんですけど

邪道な方法としては、溶剤比率をグッと下げて
かなり濃いめの塗料を吹き付ける。
そうするとかなり圧は必要となりますが、垂れにくく染まりやすくなる。

その代わり、少し塗料が濃いので色によっては糸引きしちゃう事もあれば塗面が荒れる事もある。

水性塗料が垂れやすいのは、水分が多いから
プラスチックに水って弾きますよね?そもそも定着しないですよね。
だから垂れるんですけど

そこで
じゃー水分含んでない溶剤使えば?

結論から言うと可能です。
一般的なアクリル塗料用の薄め液で希釈して塗装出来ます。
とは言え元々の塗料にも水分は含まれてるので、純粋な溶剤系アクリル塗料よりは染まりは悪く垂れやすい
でもかなり塗りやすくなります。

まぁこうなると水性塗料としての利点は皆無になるんですけどね。
あと、塗膜強度は純粋な溶剤系アクリル塗料に比べるとやはり落ちます。
水性塗料アクリル溶剤で塗装した塗面に溶剤系アクリル塗料上塗りすると、かなり下侵しやすいので
あんまり利点はないのかな?

まぁ手持ちに水性塗料しかない!でも今塗りたい!と言う時の緊急手段だと思ってもらえれば
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