2009年12月09日
おいもさん
〜縄文時代に芋が栽培されていた!?(?_?)〜
縄文時代→狩猟・採集
弥生時代→稲作
が日本の考古学の常識ですが、
芋が縄文時代に栽培されていて、最古の主作物であった可能性あるそうです (考古学の研究者江坂輝弥さんの説をもとにした説です)
理由
・縄文時代の遺跡から土掘りに使われる斧(脆い素材の打製石斧)が大量にみつかっている
・蒸し器(土器)がみつかっている←芋を蒸した可能性大
・土偶・石棒・環状列石がみつかっている←山の神の信仰や農耕の祭祀の原始的なものにつかわれたのでは(狩猟、漁業のみで生活してたとは考えにくい)→作物を作ってた→それは芋では!?(≧∇≦)
※ただしココで言う芋は山芋、里芋のこと
滋賀県東浅井群浅井町野瀬では、里芋をごちそう芋と呼び祭りや行事でお供え物にし、食べる習慣があるそうです
このほかにも正月に里芋を食べる習慣は関東より西の各地に存在しています
日本人の主食といえば米ですが
芋と私たち日本人との付き合いは米よりずっと深く長いのかもしれませんね( ̄∀ ̄)
参考にした本:史話 日本の古代1
↑ ちょこちょこコラムがはさまれていておもしろかったです。
読み物としてもおすすめです (*´ω`)
この記事へのコメント