原爆を作ったオッペンハイマーの生涯を描いたお話。マンハッタン計画?って名前はどこかで聞いたことがありましたが、実際はニューメキシコ州かどこか。そこにまるまる町を作り、町を封鎖して秘密裏にプロジェクトが進められていた。若いころは精神を病み、落ちこぼれの研究者扱いだったが、ある著名人の講義で質問をしてから、目をかけられるようになり、そこからは第一線の分子物理学者?として大成していく。しかし、つねに女性問題を抱えていた。原爆を作り、戦争を終結させた中心人物として一躍、時の人となったものの、爆弾の破壊力をわかりすぎるほどわかっていて、原爆投下について罪の意識にさいなまれていた。映画の後半では、革命的思想の持ち主として糾弾されたり、なかなか波乱万丈の人生が描かれていた。爆弾を完成させたときの音や心理は迫力とドキドキの連続。しかし・・・やはり作ってはいけないものを作ってしまったのでは?と思います。
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