2011年08月30日
ネコのごはんと健康についての本
猫のごはんについて、健康について、共感できる本を見つけました。
『ネコに手づくりごはん』須崎恭彦 ブロンズ新社
手づくりごはんと言っても、厳格なレシピや栄養管理を求める主義なのではなく、
基本的には、そのネコそのネコの好きなものを食べさせる、
という余裕のある手づくり食のすすめなのです。
それに忙しいときだってあるから、
いつも必ず手づくりじゃなきゃだめ、と考えて長続きしないのは本末転倒だし。
著者は獣医さんで、
「薬を処方しない、手術をしない、ワクチンを接種しない」方針で、
食事療法やペットマッサージ、飼い主のメンタルサポートなどで、
体質改善、自然治癒力アップを目指す動物医療に取り組んでいるそうです。
挿し絵もかわいい・・
ネコに手づくり食を導入すると、「偏食」という壁にまずぶつかるでしょう、といいます。
なんでも食べるイヌと違ってネコは離乳期に食べたもののにおいを
食べ物として認識するようにプログラムされているんだそうです!
これは知りませんでした。
「小皿テスト」で、
一皿ずついろんな食材を乗せてどれを食べるか試してみるのを勧めています。
食いつきがよくなる風味づけでごまかされたフードを食べさせ続けるのに比べたら、
一日くらい食べなくたってだいじょうぶだ、というくらいの気持ちでいたほうがいい、
といいます。
そして、ネコの健康に携わってきた経験から実感することは、
栄養面からではなく、水が足りないために具合の悪いネコのほうが多い、
ということなんだそうです。
栄養素は体内で必要に応じて作り替えられるけど、
水は摂取しないことには体内で作ることはできません。
ネコは水を容器からゴクゴク飲むという習性はあまりないので
食物から水分を摂れるようにしてやったほうがいいそうです。
容器から飲まないから必要としてないんだと思うのはまちがいだそうで。
ネコは少量を回数多く食べる生き物です。
単独で狩りをするので、ゆっくり食べられるから、
集団生活でわれ先にガツガツ食べる必要がないんだそうで。
頼もしいわ〜。
手作りを勧めるとはいっても、できない家庭、できない場合は、
フードにお湯をかける、スープをかけるだけでもいいそうです。
あまり固く考えずに、
各ネコちゃんに合った形を見つけて続けることが大事なんですから。
そして、そういうやり方で元気になっていくイヌたちネコたちを
たくさん見てきたというんです。
キャットフードに含まれる化学物質にあまり神経質になるよりは、
それを体内に留まらせずに処理・排泄するサポートとしての
水分が足りないことのほうを気にしたほうが良いのです。
スイカやメロンなど水分の多いものを食べれば食べさせたりするのもいいと。
現在は、イヌもネコも、ものすごく脱水していることが多いんだそうです。
具合悪くなっている場合、たいてい脱水しているんですって。
ネコのごはんや健康については、
「どうしたらいいかわからない」というのがいちばん飼い主としてストレスだから、
方向性が見えてくるこの本はとても有益です。
いろんな考え方の本が出ているから、
考え方が合う著者のものを選んで買うことも大事ですね〜。
「シャー」の写真を撮ろうとして近づいてみたけどウットリ顔のパラリちゃん。↓
期待とちがうけど、うれしい気のする飼い主さんです・・
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『ネコに手づくりごはん』須崎恭彦 ブロンズ新社
手づくりごはんと言っても、厳格なレシピや栄養管理を求める主義なのではなく、
基本的には、そのネコそのネコの好きなものを食べさせる、
という余裕のある手づくり食のすすめなのです。
それに忙しいときだってあるから、
いつも必ず手づくりじゃなきゃだめ、と考えて長続きしないのは本末転倒だし。
著者は獣医さんで、
「薬を処方しない、手術をしない、ワクチンを接種しない」方針で、
食事療法やペットマッサージ、飼い主のメンタルサポートなどで、
体質改善、自然治癒力アップを目指す動物医療に取り組んでいるそうです。
挿し絵もかわいい・・
ネコに手づくり食を導入すると、「偏食」という壁にまずぶつかるでしょう、といいます。
なんでも食べるイヌと違ってネコは離乳期に食べたもののにおいを
食べ物として認識するようにプログラムされているんだそうです!
これは知りませんでした。
「小皿テスト」で、
一皿ずついろんな食材を乗せてどれを食べるか試してみるのを勧めています。
食いつきがよくなる風味づけでごまかされたフードを食べさせ続けるのに比べたら、
一日くらい食べなくたってだいじょうぶだ、というくらいの気持ちでいたほうがいい、
といいます。
そして、ネコの健康に携わってきた経験から実感することは、
栄養面からではなく、水が足りないために具合の悪いネコのほうが多い、
ということなんだそうです。
栄養素は体内で必要に応じて作り替えられるけど、
水は摂取しないことには体内で作ることはできません。
ネコは水を容器からゴクゴク飲むという習性はあまりないので
食物から水分を摂れるようにしてやったほうがいいそうです。
容器から飲まないから必要としてないんだと思うのはまちがいだそうで。
ネコは少量を回数多く食べる生き物です。
単独で狩りをするので、ゆっくり食べられるから、
集団生活でわれ先にガツガツ食べる必要がないんだそうで。
頼もしいわ〜。
手作りを勧めるとはいっても、できない家庭、できない場合は、
フードにお湯をかける、スープをかけるだけでもいいそうです。
あまり固く考えずに、
各ネコちゃんに合った形を見つけて続けることが大事なんですから。
そして、そういうやり方で元気になっていくイヌたちネコたちを
たくさん見てきたというんです。
キャットフードに含まれる化学物質にあまり神経質になるよりは、
それを体内に留まらせずに処理・排泄するサポートとしての
水分が足りないことのほうを気にしたほうが良いのです。
スイカやメロンなど水分の多いものを食べれば食べさせたりするのもいいと。
現在は、イヌもネコも、ものすごく脱水していることが多いんだそうです。
具合悪くなっている場合、たいてい脱水しているんですって。
ネコのごはんや健康については、
「どうしたらいいかわからない」というのがいちばん飼い主としてストレスだから、
方向性が見えてくるこの本はとても有益です。
いろんな考え方の本が出ているから、
考え方が合う著者のものを選んで買うことも大事ですね〜。
「シャー」の写真を撮ろうとして近づいてみたけどウットリ顔のパラリちゃん。↓
期待とちがうけど、うれしい気のする飼い主さんです・・
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