息子様と2人暮らしの認知症のお母様のモニタリング訪問に行って来ました。ドアを叩くと本人が出てきたので、「10分早く着いてしまい、息子さんは、仕事から戻ってますか?」と訊ねたところ、「仕事?」と懸念そうな表情をして、「息子は、死んだよ。」と言うのです。「何、冗談行ってるのよ。まだ、帰ってないようだけど、部屋に入ってもいいですか?」と声をかけると「いいよ」と...。部屋に入ると、何やら花や遺影が飾ってあり、写真を見ると息子さん?「えっ、ちょっと、息子さん、何で亡くなったの?」
認知症のお母様は、「そこに座ってて、話しかけたら返事がなくて...。救急車や警察が来て、連れていかれた。」と。なんだか、自分の頭の中がパニックになり、この団地で知り合いはいるの?と訊ねたところ、「毎日、〇〇さんが来てくれる。」と言うので、「その人の家に連れて行って欲しい。」と伝えると案内してくれました。事情を聞くと「息子が変だ!」と本人がうちに来て、行ってみたら息をしていないようなので、救急車を呼んだ。亡くなっていた。「次男が居るので、次男が来て支援をしているみたいよ。」と。「次男様の連絡先知ってますか?今日、訪問したら、窓はしまっているし、エアコンはついていなかった。もしやと思い冷蔵庫を確認させてもらうと、賞味期限切れの食材ばかりで、今夜、食べるものがない。火は、消し忘れがあるし、お風呂は、一人で自宅で入るのは無理。次男様は、一緒に暮らしてなかったから、こんなに認知症が進んでいるなんて、わかっていないと思う。
こんな暑いのにエアコン付けらないし、お盆前にデイを増回したり、定期巡回を導入できるか焦るなかなか、頑固そうで拒否が強い。今日は、8人のモニタリング訪問があり、クタクタでした。