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2023年10月05日

やっぱり、必要でしょ

圧迫骨折の新規さん。
デイ送り出しの時に車椅子が必要と提案したけど、自宅が狭く置き場所がないと断られたのに、早速、「腰痛が悪化して、昨日から動けない。車椅子が必要だ。」と連絡を受け、3時間後には訪問して車椅子を導入させていただきました。(ベッドは、レンタルしなかったです。床からの立ち上がりは、しんどいのにね)

一人暮らしで精神状態が不安定で、救急車を呼んでしまったそうです。「圧迫骨折で入院していた病院に入院したい」と病院に話したのですが断られてしまいました。圧迫骨折の治療は、なく、ただ、安静にしているだけですから。それでも、本人は、「入院したい」と言い続け、親族は困って私に連絡してきた訳です。

この親族の方は、親の介護の時に在宅介護のサービスを利用し、結構、サービスについて詳しく、口出しをしてきます。しかし、私の担当している地域は、他の地域より厳しく、食事サービスのアセスメントや福祉用具の軽度者申請、おむつ支給の診断書等、事細かく記入しないと通りません。こういうことを知らずに親のサービスを利用している時のことを言われて、「私のやっていることは、違う」と言われても、とても迷惑でした。

このような経緯があったため、電話があった時は、とても申し訳なさそうな声で話していました。

(私は、担当したからには、イヤな利用者でも、困っているのだから、一生懸命に対応させていただきますよ!)

そして、ショートステイや老健入所よりも早く対応してくれそうな、隣の県の地域包括ケア病院を他のケアマネに聞いて提案しました。来週、整形外科に通院すると話していたので、そこで、地域包括ケア病院に入院させてもらえるか確認し、入院できるのであれば「診療情報提供書」を書いてもらうように伝えました。

年金額が少ないからと、サービスは、必要最低限しか利用して頂けないので、足りない部分は、親族が対応するしかないです。言いたいことを言っていた親族が、実際に自分で介護を行うと、介護の大変さがわかり、私たちに対する接し方が優しくなります。そして、お金が大変だと話していても「施設入所を希望されます。」


でしょ。そんだけ、介護は、大変なのよ。


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