昔と現在では、歩き方が異なるそうです。
日本人の歩き方が変わったのは、着物を着なくなってから。
着物を着ている時は、裾が開(はだ)けないように小股で歩く。
大股で歩くと、膝を高く上げ、踵(かかと)から足を着く。
一方、小股で歩くと、膝を高く上げず、つま先から足を着く。このような歩き方を「ナンバ歩き」と言うそうです。
膝を高く上げず、つま先から足を着くナンバ歩きをしていれば、ドタバタすることは無いため歩き方で他人に迷惑を掛けることはありません。
日本の着物文化は、平安時代(700年代後半)から江戸時代(1800年代後半)までの約1100年。
1000年以上続いた着物文化によるDNAで、日本人なら自然とナンバ歩きができるのですが、このDNAを持ってないと、ドタバタ歩いて他人の迷惑になる。
もし、ドタバタ歩く人がいたら、日本人に成りきれていないんだ、注意をしても常識は通用しないだろう、と鼻で笑いましょう。
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