笑うも人生、泣くも人生

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『セデンダリー』を知っていますか？
WHO（世界保健機関）の『世界保健統計2015』によれば、日本人の平均寿命は84歳で世界一、女性は87歳で第一位、男性は80歳で第六位です。ウォーキングなどの適度な運動は、アンチエイジング（抗老化）の強力な推進力です。

セデンダリーという言葉をご存知ですか？座りっぱなしで身体を動かさないことです。
座っている時間が長い人は、病気なるリスクが高いのです。座りっぱなしは寿命を縮めます。

一方、適度な運動は脂肪を減らし、筋肉を増やします。さまざまな病気のリスクを減らし、ミトコンドリアの質を良くし、アンチエイジングに役立ちます。
1日わずか15分の軽い運動でも寿命が延びます。
ある調査によれば、セデンダリー（座りっぱなし）が1日2時間増えるごとに、大腸がんの発症リスクが8％、肺がんの発症リスクが6％高くなることが分かりました。
慶応義塾大学医学部の坪田教授は
「セデンダリーはタバコと同じくらい身体に悪く、がんや心血管障害など命に関わる病気の原因となる。血行が悪くなれば交感神経が緊張し、エネルギー消費が低下する」
と指摘します。

坪田教授は続けます。
「運動以外の日常での活動量が大切。きちんとした運動でなくても歩く機会を増やし、セデンダリーの時間を減らすだけでも肥満を防げる。少なくとも1〜2時間に一回は席を立ち、手足を動かして欲しい」
と勧めています。

運動不足は老化を早める
運動不足は身体の老化を早めることも分かっています。
駅まで数分歩く方でも、少し早足で歩いてみてはいかがでしょうか？「運動してるぞ」という気持ちで臨めば効果も高まります。
そしてなるべく階段を利用し、エスカレーター・エレベーターは遠慮する。階段は股関節の運動にもなります。慣れてきたら一段抜かしで登ってみる。これが意外とつらいものです。

トレーニングジムに行くだけが運動ではありません。
春に向けて、少し身体を動かしてみましょう＝



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