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猛烈な台風1号は勢力を維持したまま、7日昼過ぎから夜にかけて沖縄の先島諸島に最も近づくおそれがあります。先島諸島は、暴風や高波に警戒が必要です。

猛烈な台風1号は6日午後3時現在、フィリピンの東にあり、1時間におよそ35キロの速さで西北西に進んでいます。中心気圧は900ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は85メートル。台風は猛烈な勢力を維持したまま、7日から8日にかけて沖縄地方に進み、7日昼過ぎから夜にかけて先島諸島へ最も近づく見込みです。
＜暴風・高波＞
　先島諸島は7日昼過ぎから暴風となり、8日明け方にかけて続く見込み。陸上、海上ともに暴風や強風に警戒、注意が必要です。海上では、すでにうねりを伴い波が高くなっていますが、先島諸島は7日昼前から大しけとなり、八重山地方は7日夕方から猛烈なしけとなる見通し。海上や海岸付近では高波に厳重な警戒が必要です。

　
■7日に予想される最大瞬間風速
　　
八重山地方　　35メートル
　　
宮古島地方　　30メートル



＜一方、東北では大雨＞
東北の日本海側は、今夜にかけて雷を伴い激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。
土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。

　6日午後3時、東北を前線上の低気圧が通過しています。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北では大気の状態が不安定となっています。山形県最上郡差首鍋（さすなべ）では、午前中から断続的に強い雨が降り、午後5時までの雨量が100ミリを超えました。

　
低気圧は今夜は三陸沖へ進む予想ですが、東北の日本海側は今夜遅くにかけて1時間に40ミリの激しい雨が降る所がある見込み。土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意が必要です。
　
　
＜7日夕方までに予想される雨量（多い所）＞
　　
日本海側　　　　100ミリ
　　
太平洋側　　　　30ミリ



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