2013年03月03日
はたき
かけてみれば思わず夢中に
3月2日 朝日新聞be(土曜日版) 『サザエさんをさがして』からの記事です。
朝日新聞に4コマ漫画としてサザエさんが掲載された当時の昭和の風俗を懐かしむコーナーです。
今回は、本屋さんで立ち読みをするカツオを追い出すために、はたきを振るう書店主が描かれています。
ある掃除用具メーカーによると、「昭和30年代前半からはたきを作っている。
それ以前は各家庭で作るのが一般的だった。」と言う。
最近は、竹の柄に木綿などの布を取り付けて、上から下へほこりを落とすはたきより、
静電気でほこりを吸着させるタイプの需要が高まっているそうだ。
前者のタイプは年間約6万本だが、吸着タイプは約30万本に及ぶと言う。
家事についての講座などを開催する代表は、昔ながらのはたきを推奨する「はたきの伝道師」だ。
「昔の道具や生活を取り戻そうと言う理由ではありません。便利だし、楽しいから」
日本の住宅はかつて、ふすまや障子を開けば家中の風が通った。
はたきをかければほこりは風に乗り、外に出た。
そのうち、窓にカーテンをかけ、窓が小さく風の通らない住宅が多くなり、
はたきは掃除に適さなくなった。
ところが最近、床を板張りのフローリングにして、カーテンもかけない
風通しの良い住宅が増えてきた。
住宅が昔に戻ってきて、掃除をするのにはたきは便利なんです。
そして、子供は、木の枝などを見ると拾って振りますよね。
棒を持って振るのは単純に楽しいものです。
取材後、記者のかたも、はたきを買ってこられ、
「振ると、オーケストラの指揮者になったようで確かに楽しい。
この楽しさ、なくしてしまうのはもったいない」と結んでいます。
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