魔法瓶を押し売りするブログ

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煙突から出てきたばかりの煙のように濃い鉛
色をした雲がうす黄色のまじる青い冬空をも
こもこと覆う。

風はヒュウヒュウからときおりビュウビュウ
と吹き変わり真冬におとずれをせかす。
２、３本の太い筋が雲間から地上に向け澄ん
だ光を放ち、すがすがしく伸びている。

部屋中に浸透した甘にがいコーヒーの香り。

窓から見える幻想的な景色をながめ、時の流
れに置いていかれる小一時間。

パソコンの管理画面にチラチラ目をやり、増
大した数値の感触を体にすり寄せにんまりし、
また冬空へと目をもどしコーヒーをすする。

０pvからの８pv。

作業進行の気配がいっこうにおとずれない画
面と景色を行き来する小道に、気づくとつべ
のホーム画面が姿をあらわし、また明日とア
フィリエイトの筆を置く。

このようなモチベーションともとれるアフィ
リエイトの波は漂着系でなくともおとずれる。

しかし、波はいつもこんなに穏やかとはかぎ
らない。つべのホーム画面の先に甘味を主と
する食物、そこにごろ寝の加わったもの、、、
と、波の荒さに果てはない。

つべ、食物、ごろ寝のコンボを乗りこなすこ
とは屈強なアフィリ体力をもつ正規でもさす
がに容易ではない。まして貧弱な体力でどう
なるかは考えるまでもない。

非力な者向けの穏やかな波とだけ出会う方法
はないものだろうか？

それは・・ある。さっそく答えを書いてしま
うと、それは「荒い波を避ける」ということ
だ。

単純なことで、荒波をひたすらに避けていれ
ばおのずと穏やかな波にしか出会わない。バ
カにするなとあきれる方もおられるかと思う
が、これが２つめの疑問の答え、その1だ。

剛健な正規でも骨がおれる荒波は貧弱なうち
は避けたほうがよいのはいうまでもなく、そ
の貴重な体力は荒波を乗りこなすことではな
く、避けることに使いたい。

もしかすると荒れ狂う牛の突進を華麗にかわ
すマタドールを想像される方もいるかもしれ
ないが、猛牛との闘いはどれだけ大金を積ま
れても頑なに拒みつづけ子牛とだけたわむれ
るマタドールのほうがイメージとしては近い。

ダサく稼ぎは少ないがとどめが自分に刺さる
ことは決してない。

しかし、ひたすらに避けるなんてことがはた
してできるのか？荒波は魅惑に満ちたものが
多い。。。


甘くにがい液体をすする音。ズゥ、ズゥー。