2020年09月19日
【保育士】仕事内容、一日の流れ
0歳〜小学校就学前のお子様を預かり、お世話をする保育士。
毎日元気な子どもの相手をするので、大変なイメージのある職業ですが「保育士が1日どのような業務を行っているのかはよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育士というお仕事についてご紹介していきます。
【保育士の仕事内容】
●子どもたちの身の回りの世話や健康状態のチェック
これが保育士の一番重要な仕事といっても過言ではありません。
特に健康状態のチェックは大切で、小さな異変にも気付く必要があります。
●集団生活を通して社会性を養わせる
ルールのある遊びや、ごっこ遊びはもちろん、保護者や地域の大人とのイベントを計画したりして、子どもたちの社会性を育むサポートをします。
●保育計画書や配布物の作成、連絡帳の記入など
保育士の役割はお世話をしながら、子どもの心身の発達を促し、社会性や基本的な生活習慣を身につけさせることです。
また、保育士は子どもをお預かりしてお世話をしているので、特に保護者との連絡は非常に大切。
様々な連絡ツールを通してコミュニケーションをとることは欠かせません。
●必要に応じて、保護者に対して子育ての悩みを聞く、アドバイスする
保護者の中には、初めての子育てに悩んでいる人もいます。そのような方に子育てのプロとして話を聞いたりアドバイスをしたりするのも重要な仕事です。
【保育士の1日の流れ】
「忙しい」「大変だ」とよく言われる保育士の仕事。
朝から夕方〜夜まで働いているイメージですが、実はシフト制を採用する保育園が多いのです。
保育園は年齢によってクラス分けがされているのですが、学校のように保育園に登園する時間と退園する時間が決まっているわけではなく、クラスによって登園、退園時間が異なる場合があります。
また、家庭によって利用時間が異なる場合もあります。
そのため、一定ではないスケジュールに対応するために、早番、中番、遅番という風にシフトを組むようにしているのです。
では、保育士の1日のスケジュールがどのようなものなのか、具体例を挙げながら紹介していきます。
<1日の仕事内容(早番)の例>
7時 出勤
早番の保育士が出勤し、子どもたちの登園前に掃除や設備のチェックなどを済ませ、受け入れ体勢を整えます。
8時 園児登園
登園時に、保護者と子どもの体調などについて会話したり、ほかの保育士と連携しながら出欠や健康状態について確認したりします。
10時 朝の会、自由遊び、散歩
園児との朝の会を行う前後に朝礼で前日からの申し送り事項や連絡事項、スケジュールを確認。
11時 昼食
昼食の準備のほか、園児に手洗いやうがい、食後の片付けや歯磨きをさせるように指導、手伝いをします。
また、アレルギーを持つ子どもへの注意も怠りません。
12時 お昼寝タイム
このお昼寝タイムの間に保育士は日誌や連絡帳を書きます。時間が確保できるのはこの時間だけなので休憩する暇があまりないのが現状です。
14時30分 おむつ交換
大きい園児にはちゃんとトイレに行くように促し、小さい園児は随時おむつを交換していきます。
15時 おやつ
おやつの後はちゃんと歯磨きをするように指導や手伝いを行います。
16時 自由遊び、帰りの会、園児降園
降園の際に保護者に1日の様子や連絡事項などを伝えるようにします。延長保育がある場合は随時対応します。
16時30分 退勤
園児が降園したら、片付けや清掃、戸締まりや翌日の準備を行い、退勤。
中番や遅番で勤務している人は、活動報告書類の作成や翌日の受け入れ準備などの仕事があります。
ちなみに、職員会議や研修などは時間外で行われることが多いです。
【保育士に繁忙期はある?】
年度が変わる前後は新たな園児の受け入れ準備や手続きがあり、在籍している園児たちのクラス替えもあるのでとても忙しいです。
また入園後まもない4月は、子どもたちがまだ幼稚園の環境に慣れていないため泣いてしまったり体調が悪くなったりと対応に追われることが多くなります。
ほかにも、運動会やお遊戯会などの行事がある準備期間は、普段の業務と並行して準備を行う必要があるので忙しくなります。
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